アプリモンスターズ第41話感想 | 星流の二番目のたな

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デジモンフロンティアおよびデジモンアドベンチャー02の二次創作(小説)中心に稼働します。たまに検証や物理的な制作もします。
続き物、二次創作の苦手な方はご注意くださいませ。

ども、小説・レポ・感想と連投になりますが、アプモン41話の感想です。最近平日に書く余裕がないので、どうしても休日に記事投稿が集中してしまいます(汗)
まだご覧になっていない方はリンクから公式配信をどうぞ。

デジモンユニバースアプリモンスターズ公式チャンネル

第41話「極限の激闘! グローブモンVSカリスモン!」
(7/22(土)12:59まで期間限定配信)

では以下、ネタバレ込みでいきます!
 
 
 
 
 
 
 
 

いよいよ最終目的地、カリスマ城にたどりついたハルとガッチモン。

案の定、クラウドとカリスモンが待ち構えており、タイムリミットの10分で爆発する時限爆弾を勇仁とオフモンの元に仕掛けました。この時限爆弾、導火線もタイマーもついてる謎仕様(笑)発火のスイッチどっちだよ。

で、解除スイッチはカリスモンの手の中。奪い取るために、グローブモンをアプリアライズしての戦いが始まりました。

 

豪華な劇場で激しい戦いを繰り広げるグローブモンとカリスモン。やっぱり目からビームは出る。

それを笑って見ているクラウドに、ハルが「人が困っているのを見てそんなに面白いの」と問いかけます。

クラウドの主張は、以前グローブモンが敗北した時と変わらないものでした。ただあの時と変わったのは、ハルが「理屈じゃなくて心で考えたらおかしい」って自信をもって主張できるようになったことですね。

ハルが自分の主張をはっきり持てたからこそ、グローブモンも全力を出せて、解除スイッチを奪うことができたのかな、と思っています。もちろんDUOの力もありますが。

タイマーは残り1秒で停止。1秒残しはお約束っ!

戦いの余波でクラウドの仮面が破損。わーい面割れ面割れ(←特撮オタクの感覚)

中のナイトの顔が現れ、ようやくハルにもナイト=クラウドの事実が明かされました。

そういえば「ナイト」とハルって話したことなかったですね。あくまでも「人工知能の使者」として接していて、「人間の雲竜寺ナイト」としてハルと会話したことはなかったんだ、と今さらながら気づかされました。

 

CM明け、なぜCEOが「クラウド」として動いていたのかと聞くハルに、ナイトが答えるところから。

CEOの立場も何も、クラウドはアプリドライヴァーとしか接触していないだろう……って一瞬思いましたが、よく考えたら、「ナイト」として危険思想を語っている様子を動画にでも撮られて拡散されたら痛手ですよね。アプリドライヴァーに、そういう手段とりかねない人いるし。

その後、「ナイト」と「クラウド」の人格をせわしなく入れ替えながら自分の主張を語っていましたが、ここで「クラウド」がリヴァイアサンの赤なのに対して、「ナイト」がミネルヴァの青になっているのが面白いところです。

それに静かに反論するハル。自分の主張をする前に、ナイトの主張に対しても「そうかもしれない」と理解を示すところがハルらしくていいなと思います。相手を全否定するんじゃなくて、「君の考えは分かる。その一方で自分はこう思う」って言えるのって大切なことですよね。

人間と人工知能は支え合っていける、というハルの主張にグローブモンも同意していました。照明係、いい仕事してる。

そんなハル達の主張が、ナイトの過去の記憶を刺激していました。キレたナイトの顔、怖い。

「クラウド」の仮面を投げすてたナイトが語るのは、人間としての彼がテクノロジーを生み出し、それを使う人間に裏切られた過去。

あれですよね、包丁の持ち主がそれで人を刺しても、包丁を作った鍛冶屋さんは悪くない、みたいな……。(上手く言えてない)

その最中に、エリ達アプリドライヴァーとそのバディも到着。カリスモンがLコードを得て、アプモンの戦いが再開しました。

カリスモンの能力により、アプモン達の力が吸い取られ、エネルギーの球体を落とされる事態に。邪悪な元気玉みたいなことになってる。

結果、アプリドライヴァー側は全員が倒れてしまいました。

優越に浸るナイトでしたが、なんとリヴァイアサンはカリスモンにナイトの消去を指示。

理由も示されない理不尽な展開に、ナイトは「きっと何か理由があるんだろう」と死を受け入れようとします。

でも、そこに満身創痍だったはずのハルが立ち上がって「そんなの間違ってる」と叫んでくれました。

ナイト本人が受け入れていたとしても、ハルは自分の心がそれを正しくないと思ってるから止める。非合理で、感情的で、でもだからこそ人間らしくてカッコいいな、と思いました。

散々ひどい目に遭わされてきた相手でも、命の危機に瀕しているのなら助けたいって、本当主人公ですよね。

そして、この状況を打開するためにハルは自分の生体エネルギーすべてをグローブモンに託すことを選択。星流の解釈になりますが、ハルが自己犠牲という意識でやった行動ではないと思っています。他人の命を諦めないし、自分の命も諦めない。ただこの場のみんなを助けるために自分ができることを考えた結果が、限界ギリギリの力を託すオーバードライヴだったんだと思います。

勇仁が一度使って以降、全く出番のなかったオーバードライヴですが、今回で強い印象を残すことになりました。なるほど、これは頻発できない。

ハルの力を得たグローブモンは、カリスモンを激闘の末に撃破。この時のアクションもスピード感があって、本当にカッコよかったです。カリスモンが最期まで負ける理由を理解できていないのも良かった。

 

戦闘後、ナイトはレイに「弟はLコープにいる」という情報を提供。自分の行き先を見失って、どこかへと去っていきました。彼とまた会う時は来るのか、再会した時彼はどんな気持ちを抱えているのか……。

 

囚われていた勇仁とオフモンも無事救出。激闘になりましたが、無事に家に帰れたようで良かった。

次回はレイがLコープに潜入するようですが……アプリ山470のメンバーも登場して、ちょっとギャグ展開の予感?

次回も楽しみです!

 

 

P.S.以前作った年表に書き足したので再UPします。雲竜寺ナイトの情報と、電衛門じいちゃんの追加情報を入れました。ナイト込みでみんな21世紀生まれという衝撃(苦笑)よく先輩らに「平成生まれか……」と言われたものですが、その気持ちが分かるようになってきた(笑)

P.S.2うっかり書き換える前の年表が上がってしまっていたので修正しました(汗)