8日、福島県立博物館の企画展「名君の大名文化」の関連イベントとして、岡山藩 会津藩ゆかりの先人や豊臣秀吉の筆跡から「書に触れる 書をひもとく」をテーマにワークショップをさせていただきました。
書き手の人となりを感じながら、林原美術館学芸員の橋本龍さん、福島県立博物館高橋充副館長に解説をしていただき、保科正之と天樹院の関係性(異母兄弟)や、二本松藩の丹羽家から池田家に嫁いだ千子筆 和歌などを通して、岡山と福島の縁を知り、筆跡から垣間見える人間性や情景を感じながら、参加者の皆さんも書をしたためました。
参加者からは、「千子さんの字がかわいい」、「学生の時以来の書道だった」など、筆跡についてもたくさんの質問や感想をいただきました。
改めて和歌や書状にある文字は、過去形ではなく生き続けていると感じました。
企画展「名君の大名文化」は12月4日まで、書のみならず甲冑、能装束、美しく華やかな数々の名品をぜひご覧ください。