1年を振り返る | 旅する書道家 Simple life☆style

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書道家 千葉清藍(ちばせいらん)のシンプルライフをつづります

今年も残りわずかとなりました。


1年を振り返ると、旅、大震災、旅・・・だったように感じます。

この大震災を挟んだ2つの「旅」は、同じ字であっても、意味は違います。


震災前の「旅」は、地元の人と楽しく話して、その土地の美味しいものを食べて、書を書くという、自分自身が楽しみながら福島を身近に感じる過程の「旅」。


震災後の「旅」は、常に「鎮魂」、「願い」、「希望」や「悲しみ」とともに歩む「旅」。


それでも震災当日の、悔しいほどの満天の星空を思い出すと、自分の心の中にも、星が瞬く空のように変わらない何かがほしいと願い、書道の旅を続けることにつながりました。


辛く、悲しい別れも多く、おそらく生きてきた中では、がむしゃらに走った1年。

これから先も、この思いを忘れることはなく、ともに歩むつもりです。


来年は「福島の文化と人をつなぐ、にっぽん書道の旅」を進め、これまで単独行動の多かった書道の旅は、人との交流の場が増えて行くと思います。


今年1年、支えてくださった方、ブログを読んでくださいました方に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

来年、また会いましょう。



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