青空が広がる、海です。
日本百景のひとつである、松川浦は福島県相馬市にあります。今は、蟹漁や海苔の養殖が最盛期を迎えています。
海を眺めていると、化石、貝などを採取して研究をしている方に出会いました。
太陽に向かい、目を凝らして輝く石や貝を一緒に探してもらいましたが、素人の私にはなかなか見つけられません。
物の、角度や高さ、見方を変えるだけで人生すらも大きく変わるのだと教えてもらい、私も透明度の高いメノウをいくつか見つけることが出来ました。
拾った石や貝を文鎮代わりにして、松川浦で書を書きました。真珠箋という、キラキラ光る紙を海と見立てて、心に聞こえている波の音を表現しました。