福島紀行 ~会津若松市編~ | 旅する書道家 Simple life☆style

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書道家 千葉清藍(ちばせいらん)のシンプルライフをつづります

大荒れの予報だった週末、会津若松は静かに雪が舞う、穏やかな1日になりました。鶴ヶ城は、去年から瓦の葺き替え工事が始まり、黒い瓦から赤い瓦に変わり、雪に身を包み女性らしい、柔らかい姿にイメージチェンジしていました。


この日は絵ろうそくに火が灯るお祭りがあるということで、絵ろうそく屋さんに行きました。400年以上の歴史がある絵ろうそくを守り伝えるご主人は、「一筆一筆に想い込める」と話してくれました。同じ筆を扱う者として、忘れてはいけない精神を教えてもらった気がします。

私もろうそくに絵を描かせてもらい、春に咲く桜と「一筆一筆」と文字を書きました。


Simple life☆style-ろうそく


夜になり、伝統の絵ろうそくが会津の町を灯します。

絵ろうそくは1時間程度で無くなってしまうそうですが、伝統を守り、伝えるその姿勢に会津の方々の心の豊かさを感じました。