福島紀行 ~浅川町編~即身仏(ミイラ)があると聞いて、浅川町の貫秀寺に立ち寄りました。 今から約300年以上前に疫病が流行り、真言密教のお坊さん自らその身を後世に留めるために、薬師如来の棺に入りミイラになったそうです。 このお姿を見ることが出来るのは、これまで数十年に1回だったそうですが、今は希望者は拝観出来、こうして旅の道中にお会い出来たことに感謝しています。 疫病に苦しむ人々を救う一心で自らを悟った命がここに、確かな精神世界の中で生き続けています。