都議選の結果は憲法改正にどう影響する? | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 先日の都議選では、小池知事の都民ファーストが55議席で大勝し、自民党は57議席から23議席へと大敗しました。

 

 民進党もとうとう5議席。共産党は11議席から19議席ですから大躍進と言っていいでしょう。

 

 共産党などは、日本会議に所属している自民党候補を事前に調べ上げて名簿を発表し、約半数が落選したと言って大喜びしています。

 

 事実、憲法改正に熱心な都議の方々が多く落選され、安倍政権にとっても厳しい結果が突きつけられ、大きな痛手となったことは否定のしようがありません。

 

 

 ところが、都議選から一週間が経って、少し風向きが変わってきました。小池都知事側近の若狭勝衆院議員は、テレビに出演して都民ファーストの国政進出を示唆すると共に、「安倍総理と小池知事は、憲法改正が必要だという点で共通している」とはっきりと述べました。

 

 以下、FNNより。

 

 

 東京都の小池知事に近い、若狭 勝衆議院議員は、9日朝のフジテレビ「新報道2001」に出演し、東京都議会議員選挙で小池知事が率いて大躍進した地域政党「都民ファースト」が、年内にも国政に進出するとの見方を示した。


 若狭衆院議員は「少なくとも年内に、国政新党への動きが出てくるというのは、十分にあり得る」と述べた。


 若狭氏は、「小池知事が先頭に立つことはない」としつつも、都民ファーストが、年内にも国政新党をつくるとの見方を示した。


 そのうえで、「安倍総理と小池知事は、憲法改正が必要だという点で共通している」と述べ、新党が憲法改正で、安倍政権と連携する可能性に言及した。

 

 

 橋下徹さんなども、「憲法改正の大チャンス」と言っていますね。

 

 以下、livedoor NEWSより。

 

 

 3日放送の「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)で、橋下徹氏が、都議選での都民ファーストの会の躍進が自民党・安倍政権にとって憲法改正を進める上での「大チャンスになる」と語った。

 番組では、今回の東京都議会議員選挙の結果を踏まえて、今後の国政について橋下氏と羽鳥慎一が中心となってスタジオで討論した。

 橋下氏は、今回の都議選の結果に「自民党は確かにお灸をすえられたと思いますが、安倍さんにとっては、大チャンスになると思ってるんです」と指摘した。小池百合子都知事が率いた都民ファーストの会が「国政政党になるのは間違えない」とまで断言している。

 続けて、反安倍票が民進党に流れれば政権に打撃になると指摘しながらも「でも、小池新党の方に議席が流れていったら、安倍さんはいくらでも話ができます」といい、自民党は小池新党とならば連携がとれると指摘する。

 さらに、橋下氏は「そして、憲法改正ですよ」と安倍政権の悲願である政策項目を挙げた。自民党内でも反対論があるとされる改正論議だが「小池さんは安倍さんと歩調を合わせていきますよ」と、かつて自民党に所属していた小池氏との同調姿勢を予測したのだ。

 最後に、橋下氏は「憲法改正に前向きな、小池新党の議席が増えることはね、ある意味で(憲法改正の)大チャンスなんですよ」と改めて強調していた。

 

 

 もちろん楽観はできませんが、こういう見方もあるということは知っておいてもいいのではないでしょうか。