報道では、今上陛下は平成30年を以て譲位され、翌31年元旦に皇太子殿下が天皇に即位する、という方向で政府が検討に入ったと伝えています。
当然、元号も31年元旦に変わることになりますから、「平成31年」という年はなくなります。とはいえ、いきなり新しい元号を発表されても困りますから、新元号は半年以上前に公表する方向だそうです。
スケジュールとしては、今月23日に有識者会議が論点整理を公表します。その後、衆参両院で議論を始め、有識者会議は3月中に最終報告をまとめるそうです。そして5月の連休前後に特例法案を国会に提出し、夏前に成立させる、と。
新天皇の即位は31年元旦ですが、大嘗祭は準備に時間がかかるので11月になるといいます。これは今上天皇の即位の時と同じ感じですね。
いや、これは大変なことですよ。
私たちは御即位10年、御即位20年の奉祝運動を行ってきましたが、「御即位30年」はないということです。そうではなくて御代がわりになるわけです。しかもそれが2年後ということは、そんなに時間がありません。
もちろん今は政府の検討段階で、その通りに進むとは限りませんが、そういうことも想定した上で、私たちは何をなすべきか考えなくてはなりません。