「小笠原の海を守れ!」集会報告 | 月刊誌『祖国と青年』応援ブログ

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青木聖子とその仲間たちが、『祖国と青年』や日本協議会・日本青年協議会の活動を紹介したり、日々考えたことを綴ったりします!
(日本協議会・日本青年協議会の公式見解ではありません。)

 本ブログでも事前に告知しましたが、一昨日、憲政記念館で「中国密漁船団から小笠原諸島・日本の海を守れ」緊急集会が行われました。


 私自身は行けなかったのですが、実際に中国漁船の被害を受けている地元の漁師の方々が窮状を訴えられ、大変熱のこもった集会だったと聞いています。


 以下、日本会議のメール情報に報告が出ていましたので、以下、転載いたします。



 11月26日、東京永田町の憲政記念館で「中国密漁船団から小笠原諸島・日本の海を守れ」緊急集会が開催され、小笠原の村民・漁民・村議会議員や、支援する国会議員・都議会議員など300名が参加しました。


 集会では、森下村長、菊池漁協組合長らが現地の窮状や村民の不安を訴えました。また評論家の金美齢氏は、国際社会において無法なふるまいをする中国の問題を語りました。


 平沼赳夫日本会議国会議員懇談会会長、衛藤せいいち議員、丸川珠代議員、中川雅治議
員らは、国会でのグレーゾーン対処や罰金引き上げと言った法改正の動きや、第二列島線突破を狙う中国に対抗する国家戦略の重要性を語りました。


 「実効性のある国の対応が急務」とする決議文を採択し、大会後には代表団が官邸を訪れ、世耕官房副長官に大会決議文を手交しました。(文責:村主)



決議文概要


 海上保安庁、水産庁、警察庁などの関係当局の船舶・人員の増派及び全密漁船の徹底的な検挙、中国政府に対する厳重抗議、小笠原の漁業が受けた被害実態並びに、海洋環境への影響調査等、関係当局が緊密に連携の上、国の総力を挙げた厳正な対処と厳重な抗議を行うことを求める。


 また、恒常的な領域警備の観点においても小笠原諸島周辺の警戒監視体制の脆弱性は、従来から指摘されているところであり、取締まり体制を増強するとともに、拠点としての港湾整備や飛行場の設置、レーダへの配備、十分な人員の常駐等、海上保安庁、水産庁、警察、自衛隊の基盤整備並びに装備・法体系の充実を促進し、万全な警戒監視体制を構築

することを国に求める。

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サンゴ密漁 「海が無残に壊された」地元漁師らが窮状訴え、警備強化求める


 小笠原諸島(東京都)周辺海域での中国漁船によるサンゴ密漁問題で、超党派の国会議員や地元議員らが参加した緊急集会が26日、憲政記念館(千代田区)で開かれた。地元漁師らも出席し「海が無残に壊された」と窮状を訴えた。


 集会には、約300人が参加。漁師らが撮影した中国漁船の密漁映像が流された後、現状が報告された。中国漁船は9月半ばから徐々に数を増やした。ここ数日で数は激減したが、漁師の小川剛さんは「密漁、妨害、威嚇。中国漁船は、わが者顔で振る舞い、生態系にも影響を与える。1隻でも迷惑だ」と訴えた。



 地元は再三にわたり、状況の打開を訴えたが、なかなか改善されなかったという。小笠原村観光協会の金子隆会長は「大切にしてきた宝の自然が奪われてしまった」と話した。


 集会後、漁師らは首相官邸を訪れ、世耕弘成官房副長官に海上警備強化などを求める決議文を手渡した。


(「産経新聞」11261825分配信)

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「あまりにも対応遅い」 小笠原の漁業者怒り


 海上保安庁は今月23日、小笠原諸島沖で、謝華文容疑者を夜間にサンゴを密漁した疑いで逮捕、送検。26日、押収した漁船が横浜海上保安部の施設に到着しました。


 こうした中、小笠原の漁業者が、都内で開かれた緊急集会に参加。現在、夜間の一斉摘発や監視態勢が強化されていますが、「再三、要望し続けていたのに、あまりにも対応が遅い」と怒りをあらわにしました。


「魚の住みか・産卵場所・良質な漁場、私たち漁師を含む生態系が全て破壊されました。
なぜ、私たちがこんなに苦しい思いをして我慢しなければいけないのでしょうか」(小笠原の漁師 小川剛さん)


(「TBS系(JNN)」 1127032分配信)