沖縄の名護市長戦がいよいよ明日告示、19日投開票という運びになりました。現職の稲嶺市長と新人の末松氏の一騎打ちです。
言うまでもなく稲嶺現市長は辺野古移設反対派で、沖縄県知事が埋め立て承認しようと絶対に基地を作らせないと息巻いています。
一方の末松氏は移設容認です。
沖縄の方々が辺野古移設を求める署名を集め、結果として仲井眞知事が埋め立て承認を出したところまでいきました。しかし、やはり名護市長が変わらなければ円滑な移設実現が望めません。ここはひとつ末松陣営に頑張っていただきたいところです。
しかし、聞くところによると、末松陣営はだいぶ厳しい情勢です。とにかく左翼は全勢力を傾けてこの選挙戦を戦っているとのことです。それはそうでしょう。彼らにとっても稲嶺氏が最後の砦です。
昨日の沖縄県議会で仲井眞知事に辞任を求める決議が可決されるなど、改めて沖縄の偏った空気の堅牢さを思い知らされます。
戦いは残り一週間です。逆風の中ではありますが、名護市にいらっしゃる有志皆さんのご活躍を心よりお祈り申し上げます。