感覚・感情にいい悪いはない。まず自分の感覚を信じること。 | 生きる喜びを伝える伝道師〜くりはら せいこのブログ〜

生きる喜びを伝える伝道師〜くりはら せいこのブログ〜

生きることは苦しみではなく喜びであるということを伝えています。
著書に、精神科医の齋藤学氏との共著『ヘンでいい。』

対話を使ったセラピー、魂のメッセージを伝えるソウルリーディング 、セルフラブグループ、笑いヨガリーダーなど、対面では東京を中心に活動中。

自分の感覚を感じていないと、
もしくは自分の感覚を信じていないと、
「こうあるべき」に頼ろうとする。
 
自分の感じていることすらも、
これはいい感覚、悪い感覚、と、
善悪優劣をつけ始める。
ただ感じているだけなのに。
 
感情に、感覚に、
いいも悪いもない。
 
でも子供の頃から、
「怒っちゃだめ」
「いい人になりなさい」
「感謝しなさい」
と言われ続け、
自分を枠に入れ、
自分で自分を裁き始める。
 
いい人になったら
愛されて居場所ができると思うから。
 
社会や親にとって都合のいい人をやっているのに、
自分は正しいと思い始め、
正しくない(と勝手に思っている)人を裁き始める。
 
それは、
自分が自分を裁いているから。
 
その基準に合わせて自分はできているのに、
あいつはだめだ、間違えていると。
 
自分の感覚を信じてないと、
自分の感覚すら善悪優劣に仕分けしていると、
社会の基準でこの人は優れているとか
劣っているとか評価し始めるんだよね…。
 
引きこもっている人の豊かな世界観や
彼らの投げかけるメッセージが読み取れず、
陳腐な成功者や
教科書に載るような道徳的な何かを
基準にしているかぎり、
生き生きした命の躍動からはどんどん遠ざかっていく。
 
なぜなら、命には、善悪優劣がないから。