右足と左足のおしゃべり♪ | 体はあなたの一番の味方 もっと一緒に楽しもう!

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一日24時間、一年365日、
いつも働いてくれている身体に「ありがとう」
きっと身体が、人生が、大きく楽しく動き出します

こんにちは。

ブログをご訪問くださってありがとうございます。

ボディ・セラピストの天野茂美です。-

 

 

 

 

 

 

 

きれいなお花、先日お越しくださったお客様から頂きました。

開業当初から通ってくださっている方で、ほぼ毎回、あんこ(以前飼っていた犬)と うみ(以前飼っていた猫)にお花をお持ちくださいます。

 

お空に旅立ってからもう6年、4年以上経つけれど、変わらず二人を愛してくださっていることが、本当にうれしいし、ありがたいです✨

 

 

 

こちらの方は、30代、40代のころに大きな手術をされていて、14年ほど前に初めて施術させていただいたときは体の様々な個所に緊張が残っていて、全体のバランスも大きく崩されていました。

 

手術の影響で右腕が上がりにくい

骨盤や肋骨のバランスが明らかに崩れていて、横になると骨が不自然に隆起している

転びやすく、縫うほどの大ケガをしたことも

(私も「え?またですか?」とつい口にしてしまったことも何度もありました)

常に体が重い

 

などなど、仕事の忙しさも相まって、今思い返すと別人のようだったなと思い出されます。

 

あれから14年(きみまろ風)

そのころの写真と比べると、たぶん年齢が逆なんじゃ?と思うくらい、すっきりされました♡

そして、めったに転ぶことがなくなりました(笑)

 

 

 

 

変化したのは見た目だけでなく、体との関係性も、以前とは全く変わられたんだなぁということが、言葉の端々からうかがえます。

 

 

以前は、「今どんな感覚を感じていますか?」とお尋ねしても、「ごめんなさい、よく分からないです」とのお答え。

 

初めてお越しくださった方に同じ質問をすると、結構な確率でこのような答えが返ってきます。

ご自身の身体を感じることを、あまりされていない方が多いのだと気づく瞬間です。

 

ですが、セッションの度にこの質問を重ね、日常生活の中でも何か一つ小さな習慣を重ねていただいているうちに、自分の体に意識を向けることが少しずつ習慣化してきて、

少しずつ自分の体感を感じ取れるようになるものです。

 

こちらの方ももう何年も前から、日々の生活の中で感じたことなどをお話ししてくださるようになり、セッション中も独特の面白い表現で、体感を伝えてくださるようになりました。

 

 

「(体の)右側は柳のように揺れている感じで、左側は松の木が揺れているような感覚です」とか

 

先に右足の施術をした後、左足へと移ったときなど、

「やっとオレの番が来たゼ!て言ってる感じです」と(笑)

(注、クライアントさんは女性です)

 

「右足は控えめなに喜んでいた感じだったけど、左足はオレ様な感じ」とも(笑)

 

部位によって、キャラが違うようです(笑笑)

 

 

 

これを聴いてとても不思議に思われたり、「怪しい」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんけれど、部位によってキャラが違うという感覚は、私も経験したことがあります。

私の場合はもっと細かくて、手の指でした。

 

どの指がどんなキャラだったのかは覚えていませんけれど、すごく控えめで女性的なキャラの指もあれば、イケイケなキャラもあったり、かと思えばナマケモノもいたりして(笑)

 

その感覚の違いがはっきりと感じられた時、体って本当に奥深くって不思議で、興味が尽きないなぁ、と実感したものです。

体のパーツそれぞれに、名前をつけたくなっちゃいました(笑)

 

 

 

 

体にも意思があるんだなぁ

 

これは以前、あるクライアントさんが口にされた言葉です。

 

 

普段私たちは、自分の意志で体をコントロールしようとするし、コントロールできると思い込んでいるフシがありますよね。

でも、本当にそうでしょうか?

もちろんコントロールできる部分もありますが、それが全てだとしたら、私たちは今、生きていないはずです。

 

寝ている時も、体に意識を向けていない時も、

常に心臓は動いて血流を全身に促し、

自動的に息をして、肺や全身の血管へ新鮮な酸素を送り届け、

体温が上がり過ぎれば、汗を出して下げ、

ウイルスが侵入すれば、それをやっつける酵素を出し、

 

これまでのン十年の生涯、一秒も休むことなく、私たちの健康を維持しようと働いてくれています。

まさに、体の生きる意思があってこそ、私たちはこれまで生きることができているんですよね。

 

 

この体の叡智ともいうべき力、自己治癒力を、私たちはもっと信じてもいいんじゃないかな?と思うんです。

もっと信じられたら、きっともっと体は喜んで、健康で楽な体になるためにより力を発揮してくれる、

そう思うんですね。

 

 

 

私が施術を通してお伝えしているのは、そんな体との楽しい付き合い方です。

体は常にあなたと離れず、一番近くで常にあなたを最善の状態にしようとがんばってくれている、あなたの最大の味方です。

 

その体ともっとたくさん対話して、体を愛して、もっと体を面白がっていると、それだけで自分への信頼も深まってくるんですね。

体への信頼は自分への信頼でもあります。

 

体の中から発せられるいろんなおしゃべりに、ぜひもっと耳を傾けてみてくださいね!

きっと今までとはひと味違う、楽しく豊かな世界が広がってくるはずですから(^-^)

 

 

 

最後までお読みくださってありがとうございました。