こんにちは。
ブログをご訪問くださってありがとうございます。
ボディ・セラピストの天野茂美です。-
先日、海岸へ総長散歩に行ったとき
彩雲が姿在を表し得くれました✨
私はボディセッションを仕事にしています。
その際、痛みや不具合を改善するということを目的とし、それに見合った結果を出すことはもちろん大切です。
けれど、私が行っているリラクセンス・ボディセラピーでは、結果だけでなく、そこに至るプロセスもとても大切にしています。
以前、お話したことがありますが、リラクセンスでは、クライアントさんの皮膚に触れた時に、クライアントさんの体から返ってくる反応をとても大切にしています。
反応”だけ”を見ていると言っても過言ではありません。
なぜ?
それは、体にはもともと自己治癒力やホメオスタシスと呼ばれる、体が自らのバランスを中庸に保とうとする働きがあるからです。
体が自分で自分を整えることができるのであれば、その力を借りることが、最も無理なく楽になっていただける道なのではないか?というのが、リラクセンスの考え方です。
そのためには、体からの声を聞くことが必要になり、その声を聴くための方法が、反応を見ることなのです。
反応は、体が自己を守るために起こり、思考より早く発動します。
反応を確認し、その動きに寄り添っていくことは、体が示してくれる”楽”への答えを辿ることと言えます。
それは思考や理論で導く一般的な答えではなく、今目の前にある体の、今この瞬間の答えです。
なぜ今この瞬間の答えが必要なのでしょう?
それは、痛みや不調の原因は人それぞれ違うし、簡単に特定できるものではないからです。
例えば、同じような個所が同じようなこと(例えば打撲など)が原因で、同じように痛かったとしても、体格や筋肉のつき方などによって、改善に至る道も、改善までどのくらいの時間が必要なのかも違ってきます。
また、外傷などによる不調ではない場合などは特に、普段その人がどんな生活を送っているのか?どのように体を使って生活しているのか?(体の使い方のクセですね)などによって、
本来どこに原因があるのか、どのようにすればよくなるのかは、全く変わってしまいます。
この仕事を始めてから14年経ちましたが、ほとんどの不調の原因に、体の使い方のクセが何らかの形で関わっていると感じます。
そして、体の使い方のクセが原因の一つであるとしたら、
不調の本当の原因がいくつあるのか、どこにあるかなんて、本当のところ誰にも分からないのです。
何十年のクセの積み重ねによる結果なのですから。
ですから私たちリラクセンスのセラピストは、その人の体がこの瞬間にどのような反応を返してくるのか?をとても大切にしているんです。
そして、その反応に寄り添い、また次の反応が出たら、その反応に寄り添い、、、と反応を見続けることが、今のその体にとっての最善の改善の道となるわけです。
このプロセスをないがしろにしてしまうと、もしかしたら体にとって負担となるような改善方法を無理強いしてしまうことになりかねません。
それでは、一時的には楽になったとしても、その負担がまた新たな緊張を生むことになってしまいます。
緊張を緊張でカバーするようなことを避けて真の改善を目指すため、反応を見るというプロセスがとても大切なのです。
本当は、人生には”今”という時しか存在しない、とスピリチュアルや量子物理学の世界では言われています。
禅から派生したマインドフルネスも、ずいぶん一般に知られるようになっていますね。
”今を大切にする”ことは、結果よりもまずプロセスを大切にすること。
これは体にとっても人生にとっても、とても大切なことなのですね。
皆さまに幸せが訪れますように✨
最後までお読みくださってありがとうございました。