日本のお笑いは小学校5年生レベル...??? | 伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

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「日本人よ」茂木健一郎氏が一喝「小学校5年生レべルの『お笑い』で満足してる」 松本人志や有吉の壁...列挙で痛烈批判(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

 

「日本人よ、

いつまでも小学校5年生レベルの

『お笑い』で満足しているんだよ! 

いい加減成長しろよ!!」

 

と題して動画を公開した

脳科学者の茂木健一郎氏。

アメリカの政治風刺番組を挙げて

 

「分からない人は分からなくていい。

出羽守って言いたい人は

出羽守って言っていい」

 

「実際にそういう素晴らしい仕事を、

しかもリアルタイムでね、

やってる人がいるわけですよね」

 

と、痛烈に批判しました...。

 

 

茂木健一郎氏、正直言って

あまり共感したことがないんですが

今回は...まぁわかる部分も。

 

 

「松本人志だとかダウンタウンとか

吉本の芸人全般、『M-1グランプリ』、

『有吉の壁』。

そのあたりにあるお笑いって言うのは

小学校5年生レベルでしょ」

 

「だからもう成長した方がいいんだって、

日本人はもういい加減」

 

 

...いつものスタイルながらも

「日本のお笑いが幼稚」というのは

まぁたしかに、と。

 

おそらく茂木氏が言いたいのは

「日本人よ!」っていうところ。

 

松本人志、有吉弘行、吉本など

具体例を挙げるから反発されるが

彼が訴えたいのは、彼らではなく

むしろ受け手である視聴者だろう。

 

 

昔もドリフやひょうきん族など

まぁ低俗で下劣、幼稚な番組など

むしろ現代よりも多かった。

 

ただ、その頃はそういったものに

一線を引く「ちゃんとした」大人も

多かったように思う。

 

全くそういった番組を観ない

大人も少なくなかったし

仮に楽しむにしても

手軽な娯楽と割り切って

ニュースやドキュメンタリーも

バランスよく観ていたのだ。

 

 

家庭の父親や母親が

そういった番組を観るのは

子どもたちに合わせてであり

 

「しょうがねぇなぁ、

なんだこのくだらんものは」

 

と言いながら笑って、

まさに「バカにする」ものだった。

 

作り手もそれを重々承知で

あえて生み出していたように思う。

 

 

それが家庭の大人たちが

むしろ率先して喜んで

幼稚なお笑いを視聴する。

 

50代のワタシからすると

 

...確かに異様と言えなくもない。

 

 

とはいえ(前段否定ばかりだが)

大人の視聴に耐える内容、

もしくはそれが前提のためか

 

質が格段に進化した

芸人は明らかに増えた

 

とも感じている。

 

...それだけにテーマ、内容が

幼稚っぽいのは悔やむところか。

 

 

政治風刺がウケるかどうかは

お笑いの供給側の問題ではない。

茂木氏もそこを言いたいのだ。

 

ただそれは文化の違いであるし

趣味嗜好の違いでもある。

 

国民性やら民度やらはむしろ

日本人の方が成熟している、

と思うのだが、どうだろう。

 

それに見合った「お笑い」を!

が茂木氏の主張だろうから

 

...わかる、と思えたのだ。

 

と言いつつ、幼稚でくだらない

従来の「日本のお笑い」も

好きだったりするんだが。

 

 

みどり塾でした。おやすみなさい。