店に「食べさせてもらっている」...??? | 伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

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料理研究家・リュウジ氏「みんな勘違いしてると思うんですけど…」 飲食店に対する自身のスタンス語る(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

「飲食店は食べに行ってあげる

んじゃなくて、

食べさせてもらっているっていう

ところなんですよ、僕の考えでは」

 

料理研究家のリュウジ氏が

飲食店に対する考えを述べましたね。

 

 

「僕はこんなに膨大な仕込みをして、

食べさせてもらってるのに、

何を偉そうにしてんだってイメージですね」

 

まさに料理研究家、といったコメント。

 

有名高級店でもないかぎり

そんなに大きな利益幅を見込む

価格設定などできませんし

その割に商品提供前後の労力が

あまりに膨大であると。

 

 

個人的には、仮に

「自分でできるレベル」の

「お手軽料理」だとしても

実際に自分で作ってないワケ。

 

時間やお金の節約とか

面倒だからとか、

そんな理由なども

 

...関係ないんですよねぇ。

 

自分がしていない、できないことを

他人に「やってもらっている」と。

費用を対価として払うのは当然で

感謝の気持ちもあってしかるべき。

 

 

一方で、お店側にも

「食べてもらっている」

「選んでもらっている」

という感謝はあって欲しいです。

 

ただ「お客様」などという言葉が

幅を利かせて久しい日本では

そんなの言わずもがな、でしょう。

 

店と客、どちらが上でどちらが偉い

そういう前提条件自体が

 

...ナンセンスだと。

 

 

とはいえ、個人の考えは自由です。

過度に尊大な態度をとらない限り

 

「お客様は神様だ!」

「店にふさわしくない客は来るな!」

 

と、心の中で思うことは問題ない。

 

 

ただどちらにしても、そういうのは

自ずと伝わってしまうものですから

 

「迷惑なクレーマー客」

「エセ職人気質の勘違い店」

 

...と敬遠されてしまうでしょうねぇ。