「ねぇ、ママ友がさ
息子くんのことを『最後の恋人』って
呼んでるんだって!
...キモくない??」
...キモい、はよしなさい。
いいじゃない、個人の自由っしょ。
「自分の中だけで、とか
家族の中だけで、ならさ
別にいいんじゃん?って思うけど
それをママ友とか外に言うって。
あとダンナの立場は???」
...う~ん、なんだろうねぇ。
キミにはない感覚、っていうか
ウチは息子いねぇからさ。
どうしたってワカランよねぇ。
「...じゃアナタ、どうなん?
長女ちゃんとかさ、
あ、最後ってことは次女ちゃんか。
『最後の恋人』って思ってんの?」
...いやいやいやいや!!
思ってねぇぇぇぇぇ~~~!!!
「そうよね、やっぱ。
っていうか長女ちゃんだとしたら
事件じゃん、実の娘じゃないんだから」
...う~ん、そこツッコむ??
まぁそうだねぇ、確かに。
ってか、実の子だろうが何だろうが
そういう感覚、感性はねぇし
共感もできんけどね。
でもママ友のことは別にいいんじゃね?
なんか問題あんの?
「もちろん、ないけどさぁ。
なんつーか、ゾワってくんのよ。
『えっ、正気??』って」
...コラコラ、言い過ぎぃぃぃぃぃ!!
たぶんだけど、ダンナさんに不満とか
あるいは諦めみたいなもんが
あるんじゃねぇの?
もはや恋愛感情は当たり前として
夫としても愛情ないっす、みたいな。
とはいえ、誰かを好きになりたい、
好きでいたい、恋人が欲しい!
しかし不倫はヤベぇと。
あ、息子でよくね?
そもそも大好きだし愛してるし!
もう息子が最後の恋人よぉぉぉ!!
...的なぁ?
「...感情こめてやってもらって
ゴメンだけど...全然わかんない。
っつーか、やっぱキモすぎる」
そこに長女氏も一言、
「あぁ~、クラスにいるよ。
その子は別にフツーなんだけど
お母さんの方がすっごい大好きで
ウザいっていつも言ってるかなぁ。
でもそこん家はお父さんいないから
浮気じゃないってことだよね?」
...大笑いするワイら。
たぁ~しかにぃ~!!!
しかし長女ちゃんの口から
「浮気」なんて言葉が出るとは。
耳年増になってんのかねぇ。
ネット...怖ぇなぁ~。
みどり塾でした。おはようございます。