なんとか開始にこぎつけることができた駐妻予習の会。
何かを始めようとすると、必ず失敗やハプニングに付きまとわれるワタシだが、さすがに「仕事」で起きては困る、と出来る限りのことはやっておいたハズ、だったのだ。
その前もって行っていた準備と当日の話、ちょっと聞いてくれまっか?
私は会場となる場所に電話連絡をしておいたのだ。
その場所は席の予約ができないからである。
「その日、5名で利用するんですが、ソーシャルディスタンスを保つために広い席を使えますか?」
と。
するとスタッフ
「8名席にお座りいただけますので、そちらをご案内できます」
と。
ただ予約ができないということで、「では営業時間少し前から並んで待つようにしますね」と伝えたのだ。
なので、ワタシは店が開く15分ほど前から入口に張られているロープの前に立って並んでいた。
いよいよオープンとなり、「5名なんで、電話で言っていただいてたように8名席をお願いします」というと、おねぇさん
「あの・・・・8名席はもうなくて・・・」
と返ってきたのだ。
「もう」?
ん?オープンして席がないって、へ?8名席惜しまれつつ引退でもしたのか?
と思っていると、おねぇさん
「ほかのお客様がもう座られてまして」と。
ロープ前で一緒に待っていた予習の会を受けに来てくれてた方も「おじさんが・・・」と言っている。
なんと、その8名席に、おじいさんが一人、でーんと座っていたのだ。
おい、じじぃ、おまっ何しとんねん、てか
どないして入ったーーーー!!!
このラウンジには入口は3つある。
その日は1つは閉鎖していたので、ワタシが待っていた正面の入口と横の入口があるのだ。もちろんその横の入口にもロープは張られていたのだが、あのじじぃ、ロープ超えて入りやがったということに・・・。
くぅぅ、これ、おばちゃんやったら・・・
という思いが駆け巡る。
言うてもワタシは、兵庫県出身のオバハンである。
これが、生粋の大阪のおばちゃんが「座ってエエやんな、な!」で席をとっていたら、「さすが、オバハンの聖地・大阪、おいそれみました」いうてあきらめもついてた。のに、のに、このルール無用のノーマークじじぃにしてやられるとは・・・悔しいじゃないの~。
取り敢えず、テーブルをくっつけて広い席を作ってもらい、我々の会はスタート。おねぇさんに「あの席、帰らはったら、移動してもいいですか?」って聞くと
「あちら、もう少ししてからお連れ様が来られるとのことで・・・」と申し訳なさそうなおねぇさん。
じじぃに完敗である。
こうして、会は中盤にさしかかろうとした、その時だった。
我々の右奥から
ぷぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!!!!!
と爆音。
「これが・・・でしてね」
「え?」「へ?」
急に円滑なトークが乱される。
その音の正体は「笙(しょう)」。
和楽器のひとつで、せやなぁ、上等な納豆ありますやん?あの藁に包まれた。あれを縦に持って、その下の部分を口にあてがうのをいっぺん想像していただけると、どんな楽器がわかりやすいかと。
そう、挙式が始まったのだ。
そのロビーは、たまに挙式会場となる。それは知っていた。なので、10日前に、その場所でその日、挙式が入っていないかを確認する電話もしていたのだ。すると「その日はないですね。その翌日はお式はいってございます」との回答だったのだ。
10日前に予約がなくて、急にはいる
そんな駆け込み挙式あるかい?
ねぇわな。この日のスタッフ、日にち見間違えたんだろうな・・・
とまぁ、よろしわ、と話を進めていると、なんかオモロイ話になっていき爆笑。思わず「ガハハ~」と笑ったその時は
挙式、ぶっちぎりの厳かタイム
我々のガハハだけがふわ~っと浮きはじめ、高い吹き抜けの空間を、なににもさえぎられることなく、ぐんぐん上がっていく
あのまま、天井までいってまうなな響きを見せてくれたのだ。
やってもうたか?
いや、もう知らんがな
なんやんったんやろか、ワタシの下調べに念押しと準備。
やることやったハズなのに
「起きたらイヤやな~」を全部引き寄せてもうてるやんか
まぁ、せやなぁ、見方によっちゃぁ
シカゴの家のボイラー破裂で1階水浸し、よりは
全然マシ・・・かな。
おまけシリーズ
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今日もお読みいただきありがとうございました。
Boi