春になったら行ってみるか
そう思っていた場所があった。
「しいたけ占い」の2020年上半期がラインに届いたのが、去年の12月のあたま。それを読んでいくと、「ひとつ気がかりなこと」として、「歯」にご注意と書かれていたのだ。
「歯」かぁ～
と最後に歯医者に行ったのはいつだったかと思い返してみると、それは、ズバリ約3年前。
初めての虫歯治療をした中学生の時、どえらい痛くつらい思いをしてしまい、そこからワタシは歯医者が大嫌いになってもうたので、歯医者への足はすぐに遠のこうとするきらいがある。
シカゴにいる時には、2回ほど歯の治療のため歯医者に行った。その後検診の案内がくるのだが、いくつものお知らせをスルーして、子供の矯正のチェックで「そろそろお母さん・・・」と言われてやっと検診を受けていたのだ。
というのも、我が家が入っていた保険はアメリカの保険ではなく、日本の海外旅行者保険。病気やケガには「それは払ったりますよ～」と大きく出てくれるのだが、「予防のための検診」にはビタイチも出してくれない、そういうものだったから。
自費・・・それって諭吉的には2枚ほど飛んでいくのよ。
あっ、アメリカ的に飛んでいくのはベンジャミン。
ま、それでもシカゴではかろうじて行っていた検診のお陰で虫歯ゼロ。ところが、その後。我が家はネバダにお引っ越し。ガル男の歯の矯正も終わっており、歯医者に行く理由がなくなった。
なんせ、そもそもの歯医者嫌いに、引っ越す前が虫歯ゼロという自信もあったから。
そんなこんなで気が付いたら、3年、歯を放っていたから、しいたけ占いは、ちょっと歯医者行っとけよ、というアドバイスなんだと思い、暖かくなったら行ったろか、と思っていたのだ。
ところが、この自粛で、あれよあれよと6月の終わり。
すると、左の奥歯に異変を感じ、「あぁ、とうとう来てもうたか～」と重い腰を上げ、歯医者を予約して検診に行くことになったのだ。
歯科衛生士さんの「歯医者さんどれぐらいぶりですか～？」の質問に
3年デス・・・
と答えると、「あっ」と絶句ボイスが一瞬漏れて、「ではチェックしましょう」とスイッチが入ったのが見えた。
口の中を見て「うん、久しぶりなのに、歯石はあんまりないですね～」と幸先のいいコメントが飛んでくる。
「やるなぁ自分」と
不具合を起こしている歯は、すこし歯茎が下がってきていたので、もしかしたら虫歯とかでなく、「知覚過敏」な症状なんちゃうん？とすこし明るい予測が脳内を駆け巡る。
全部をチェックし、先生登場。
歯科衛生士さんのチェックと照らし合わせて更なるチェック。
で、先生が言う
「ボイさん、虫歯あるわ」
と。
まぁまぁまぁ、しゃぁない、しゃぁない。
3年も放ってたし、虫歯の1本や2本はね、覚悟してたよ、しいたけ占いも言うてたし。と受けいれる顔を見せると、先生が言う
「虫歯ね、小さいのも入れて、全部で9本」
きゅ、キュ、9本!?
ワシの歯、穴だらけですやんか～
驚異的な数字をたたき出してもうてしばしフリーズ。
虫歯って、3本も見つかった～って、「３」ですでに「多い」の域だというのに、「９」ってもう、しこたまやん。
ホンマに、何が夏のていねいな手仕事や
お前の歯、ていねいに磨いとかんかーーい
仕方ない、闘うしかないよね・・・
とこの日は検診のみで終わり、受付で次の予約を取ることに。
「次の予約が取れるのは7月の8日ですね」
だいぶ先・・・
9本の虫歯かかえてそねぇ長い期間待つんですか・・・
と3年の間に何本も抱えてたくせに、あると分かったとたん、口の中のどえらいモン9個を何の処置もなく持ち続けることへ不安が出てくるという・・・。
9本の歯の治療。もう終わんのいつやねんな。
治療終了が先かオフ会開催が先か・・・、その域だな。
8日、一番でっかい穴から攻める予定。
ちなみに歯医者に行くきっかけを作った左の奥歯は
なんの問題もなかったという・・・
おまけシリーズ
シカゴの歯医者にこんな恥ずかしい理由で行きました。笑ろたって～
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Boi