宇宙人セグのオフィシャルブログ -13ページ目

眠れる巨人が目を覚ます

「眠れる巨人が…」というテーマを見て、「おっ、ついに宇宙人がプロ野球を語るのか?」と勘違いして、本ページをクリックした人もいるだろうが、残念ながら、今回は「ジャイアンツ」の話題ではない…(笑)。
日本の隣国であり、世界一の人口を有する大国、「中華人民共和国」いわゆる「中国」がテーマである。
(ちなみに、私、宇宙人セグは大の「虎吉」なので、プロ野球の「巨人」をテーマにすることは、未来永劫ないと思う…(笑)。)


さて、本題の中国であるが、その昔、フランス皇帝ナポレオンが「眠れる巨人、中国が目を覚ませば、世界は驚愕(きょうがく)する。」と述べたことから、「眠れる巨人」という言葉で喩(たと)えられるようになったという説がある。それが正しいか否かは「?」であるが、約200年前には世界のリーダーたちは中国の目覚めに注目していたことは間違いないようだ。
理由としては、それよりはるか昔、一度中国は、世界を支配できうる国力をもった経験があるからだ。物づくり、文化の両面で、世界の最先端を走り、教養・学問においても世界中のあらゆる地域から知識人を首都「長安」に集わせた、時の一大国家「唐」である。
当時の「唐」というのは、現在の「アメリカ」の比ではないくらい、世界に君臨する超大国であったという。
ナポレオンの「眠れる巨人」発言は、そんな歴史の事実に根ざした言葉であったろう。

中国という国は世界で唯一、政治的侵略を受けたことがない国家である。地球上のありとあらゆる国は一度は他国、他民族の侵略を受け、政治的に支配された経験をもつ。
実際、アメリカも元はネイティブ・インディアンの集団連合体であったし、日本という国も、太平洋戦争敗戦後、数年間は連合国の統治下に置かれたことがある。
「我が国こそヨーロッパを導く国」と自負するECの先進国も皆、国の起源を辿れば、「侵略国家」なのである。

それに対して、中国はというと、数回他民族からの侵略を受けたが、その実態は侵略というより、支配された側の漢民族の方が、支配する側を中国独自の政治体制に同化させたと言ってよい。
例えば、世界史上、最大の国土を誇ったチンギス・ハンを始祖とする「モンゴル帝国」。
形は「モンゴル民族」による漢民族支配ではあったが、その実態は、支配する側が名誉高き「ハーン」の称号を捨て去り、国家を「元」と名乗り、中国式政治体制の下での支配であった。つまり、政治的には、中国はモンゴルに屈しなかったことになる。
これは、言うなれば、支配という冠を被いながらも、水面下でくすぶる中国人民の圧倒的なエネルギー、未知なる爆発力を押さえ込むための苦肉の策であったと推測できまいか。
現に、他の地域を支配してきた「モンゴル系国家」は全て、「ハーン国」を名乗っている…。

さて、現在に目を移すと、ナポレオン時代同様、「中国の発展は脅威」と考えてる国の指導者は少なくない。
もちろん、中国の軍備拡大への懸念もあろうが、現時点の理由としては、中国は割安な人件費で廉価な製品を大量に生産できるからである。家電などの中国製品は、すでに自国どころか世界各国でシェアを高め、アジア諸国でも日本製品と競合している。日本、韓国などは、高価格品の生産を増やして生き残ろうとしているのが現状だ。
だが、このままいけば結果は明白である。中国の国民所得が拡大し、現在の先進国と肩を並べるようになるまで、中国はあらゆる分野で勝ち続けるだろう。
それは、すなわち、中国の先進国化を意味する。つまり、人口13億の超巨大先進国が誕生するわけだ。人口はアメリカのおよそ5倍を有する。
もし、これら中国人民が、アメリカ人と同じような「消費生活」をすればどのような結果になるか…。
まさに、なんでも飲み込む「ブラックホール」が地球上に現われることになる。

私、宇宙人セグが思うに、アメリカは中国と敵対しないであろう…。アメリカとの敵対は、中国の孤立を意味するからだ。中国の孤立は、人類が築き上げた世界のあらゆるルールの崩壊を意味する。
では、日本はどうか?
対中国外交に耳を塞いでいた「小泉政権」は終わった。現「安部政権」は一応形の上では、耳から手を下ろした格好だ。しかし、「靖国」「海底油田」「離島にまつわる国境問題」等、課題は山積である。
国民レベルで言うと、「中国の反日教育」による「反日デモ」や「日本バッシング」の影響で、日本人の「対中感情」も悪化の一方だ。

だが、もし日本人が優秀な民族で、真に平和を願う寛容さがあるあるなら、考えてほしいことがある。

重要なのは、お隣りに13億人の人口を持つ国が存在し、その国が世界の一員になろうとしていることだ…。




PS:本日の画像のお題

「遠目にはかわいくても近くにいると大きくて怖い」


soryanakuyaro