しーさんです

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岩手県にあります『平泉』に行ってまいりました

2024年7月4日投稿
続きです






お宿の投稿は最後にまわしまして、
二日目はまず『観自在王院跡』にやってまいりました

南側が正面入口ですけれど北側から入りました




奥州藤原氏二代基衡の妻が建立したと伝えられております





『小阿弥陀堂跡』




ここの敷地内も『無量光院跡』と同じように広いまま残されており、礎石から当時を想像いたします




奥州藤原氏初代清衡が『平泉』に本拠をかまえ『中尊寺』を建立、引き継いだ二代基衡がさらに発展させ『毛越寺』を建立
続けて基衡の妻が『観自在王院』を建立していますから、数十年の間でしょうか
当時の奥州藤原氏の勢い、財力、華やかさがわかりますね





奥州藤原氏三代の肖像画はガイドブック等でよく見ますし、複製ですけれどこのあと『毛越寺』でも見ました
しかし基衡の妻はというと〈安倍宗任の娘〉ということ以外ちょっとわかりませんでした





どんなかただったのかなぁ?





『大阿弥陀堂』






1573年に焼失と説明されておりますから、源頼朝軍が押し寄せて来た時に失ったのではないのですね





現在のこのお堂はその後再建されたもので非常に質素ですが、当時の阿弥陀堂は四方の壁には京の霊場名所を描き、仏壇は銀塗り、周囲の手スリは金が施されていたそうです








争いのない平和な世界、清らかな仏国土(浄土)を表したと言われる『平泉』




鏡のような「舞鶴が池」の水面に写る空は
その頃の空と同じでしょうか




900年たって、今の世は争いのない平和な世界になったでしょうか








何か見つけられないかな?何か感じとれないかな?とゆっくり歩きます








敷地は東西に120m、南北に240mあるとのこと
ワンちゃんを連れた地元のかたも見かけまして、今は地元のかたの憩いの場にもなっているようです






正面に回ってきました






では次に『毛越寺』へ




つづく