『唇によだれ』
1959年 フランス
![5時から7時までのパブロ☆パブロのひとりごとブログ☆-ファイル0277.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20130111/21/sedmikrasky-citylova/39/7e/j/t01200080_0120008012372475666.jpg?caw=800)
舞台はパリ郊外の広大なお屋敷
屋敷を相続した美しい令嬢の元に、遺産相続会議のため従姉妹とその恋人、好色な公証人がやってきます
そしてベルナデット・ラフォン演じる無駄に色気のある屋敷のメイドと召使いの男性
それぞれの思惑が絡み合い、人違いや勘違い、騙し騙され、いつしか遺産相続問題に恋愛事情が入り込み、事態は混乱を極めます
ゲンスブールの音楽、レコードプレーヤーのカットや当時のモード最先端なファッション、それからお屋敷の豪華なインテリア(特にチャイナ風ベッドルームは最強にステキ)等、お洒落感満載の映画
すごくいい映画なのですが、もうちょっと違う邦題にできなかったものかと思います
私の中のタイトル微妙賞No.1です
ちなみに内容がっかり賞No.1(タイトルは最高なのに内容は・・・)はぶっちぎりで『赤と青のブルース』(61)です
クロード・シャブロルのシナリオ、彼の妻ステファーヌ・オードランが出演(ちなみにシャブロル自身も出演してます)、その上こんな素敵タイトルをつけておきながら、マリー・ラフォレの可愛さしか見所がないという、ある意味すごい映画です