唇によだれ | 5時から7時までのパブロ☆パブロのひとりごとブログ☆

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『唇によだれ』
1959年 フランス
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舞台はパリ郊外の広大なお屋敷
屋敷を相続した美しい令嬢の元に、遺産相続会議のため従姉妹とその恋人、好色な公証人がやってきます
そしてベルナデット・ラフォン演じる無駄に色気のある屋敷のメイドと召使いの男性
それぞれの思惑が絡み合い、人違いや勘違い、騙し騙され、いつしか遺産相続問題に恋愛事情が入り込み、事態は混乱を極めます

ゲンスブールの音楽、レコードプレーヤーのカットや当時のモード最先端なファッション、それからお屋敷の豪華なインテリア(特にチャイナ風ベッドルームは最強にステキ)等、お洒落感満載の映画

すごくいい映画なのですが、もうちょっと違う邦題にできなかったものかと思います
私の中のタイトル微妙賞No.1です

ちなみに内容がっかり賞No.1(タイトルは最高なのに内容は・・・)はぶっちぎりで『赤と青のブルース』(61)です
クロード・シャブロルのシナリオ、彼の妻ステファーヌ・オードランが出演(ちなみにシャブロル自身も出演してます)、その上こんな素敵タイトルをつけておきながら、マリー・ラフォレの可愛さしか見所がないという、ある意味すごい映画です