『フェリーニの81/2』
1963年 イタリア
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奇妙な題名はフェリーニの監督した映画の本数を示しています
スランプ中の映画監督グイド(マルチェロ・マストロヤンニ)は、温泉地で新作の構想を思い悩む
そこに妻や愛人、プロデューサーが次々とやって来て、グイドのストレスはマックスに
淀川長治先生がパンフレットで
「これは説明できるものではない。まさに感じるものである」
と言っているように、フェリーニが描く、夢や幻想が交錯するモノクロームの映像世界に、ただただ酔いしれるばかりです
夢、祝祭、映画、幼年期の記憶、太った女、未来への不安、女たち
ラストの、巨大なミサイルの発射台を囲む大団円のシーンは圧巻です
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