『家庭』
1970年 フランス
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トリュフォーによる“アントワーヌ・ドワネルシリーズ”第4作目です
前作『盗まれた口づけ』で恋に落ちたドワネルとクリスティーヌの結婚後の生活を描きます
相変わらず大人になりきれないドワネルは、職が定まらず社会生活に馴染めません
小説家になろうと小説を書くドワネルにクリスティーヌは言います
「子供のときに不幸だったからといって、その仕返しに小説を書くなんて・・・芸術は復習と違う」
最な意見なのですが、『大人は判ってくれない』のドワネルの幼少期を思うと、少し胸が痛むシーンです
やがてドワネルは、日本人女性と出会い浮気をします
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そのお相手がこの美しい方、松本弘子様
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この松本弘子演じる日本人女性の描き方がよくないということで、発表当時日本公開されなかったそう
和服につけ睫毛ばしばしのメイクはモダンでかっこいいです
この作品は、トリュフォー流ジョーク(?)が盛り込まれていて、子供が産まれたアントワーヌが報告の電話をした相手が、ジャン・ユスターシュだったり、アントワーヌが地下鉄のホームにいると、ジャック・タチのそっくりさん扮するユロ伯父さんが現れたりします
そんな遊び心満載の演出も楽しい作品です