『現金(げんなま)に手を出すな』
1954年 フランス 白黒
舞台はパリの下町、初老のギャング2人のお話です
ギャング映画は好みではないし、ジャック・ベッケルの作品も本作と『穴』と『モンパルナスの灯』くらいしか見たことがないのですが、これは面白かったです
初老のギャングの1人、ジャン・ギャバンがすごく良くて、特に、ギャバンが家に帰ってきて、食べるものがラスクしかないと言ってラスクを食べるシーンは、強面のギャバンとラスクのギャップが可笑しくて、哀愁漂ういいシーンです
この映画、若かりし日のジャンヌ・モローも出てるんですよね
美しいです