安全保障カレッジ 設立準備委員会 -12ページ目
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「救う会」のブルーリボンバッジ

麻生首相や田母神前空幕長は、いつもスーツの襟にブルーリボンバッジを着けています。

私もスーツ着用時には必ず着けて外出していますが、このバッジは下記「救う会」で購入することが出来ます(500円/個)。

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
http://www.sukuukai.jp/index.php

バッジを着けるだけで具体的に何か出来るというわけではない、と思うかも知れませんが、着用することによって、「日本人は怒っている」「この事実を忘れてはいない」、という主張を無言で表すことが出来ます。

国を守り、国民を守るということは、少数の優れた人材がいるだけで達成出来るものではなく、その他多くの国民の強い意思が必要です。特に、その強い意思を、毅然と、冷静に、静かに示すことが必要だと思います。

日本を貶めようとしている勢力から見れば、最も恐いのは私たち日本人が「団結」することです。

ブルーリボンバッジを着ける人が増えれば、そういった勢力に精神的な圧力を加えることが出来ますし、「救う会」のサポートも出来ます。

バッジを着けて、私たちの団結力を示しませんか?


拉致と侵略の真実 完全保存版-教科書が教えない日本被害史 (OAK MOOK 199 撃論ムック)拉致と侵略の真実 完全保存版-教科書が教えない日本被害史 (OAK MOOK 199 撃論ムック)
(2008/02/18)
西村幸祐

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大学の安全保障講座

基本的な事実や理論を知っているだけで、政治家や、テレビで見かける「評論家」の発言がいかにおかしいかに気づくこともあります。

しかし、安全保障について学ぶと一口に言いましても、学ぶべき分野は多いので、何から手をつければよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

特に安全保障関係では、政治的に主義主張のある方々の書籍も多く出ていますので、本によって提示されているデータや対策が、大きく異なることもあるかと思います。

参考になるのは、安全保障を専門に学べる大学・大学院のカリキュラムで、ネット上で簡単に確認が出来るので、是非アクセスしてみて下さい。


防衛大学校 総合安全保障研究科
http://www.nda.ac.jp/cc/gsss/
(こちらの「教育課程→履修要覧」から見られます)

拓殖大学大学院 国際協力学研究科 安全保障専攻
http://www.takushoku-u.ac.jp/graduate/ics/index.html
(こちらの「科目・教員一覧」から見られます)


私たちはこれらも参考にして、大学に通える環境にない方々も本格的に安全保障を学べる場を提供し、皆さんと一緒に、日本の将来について真剣に考えて参ります。


教科書 日本の防衛政策教科書 日本の防衛政策
(2008/04)
田村 重信佐藤 正久

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保守派の情報発信について

国内外の政治家や高級官僚、著名な大学教授、影響力のある著名人などのコメントを、日々新聞・テレビ、雑誌などで見聞します。

彼らはその役職や専門性によって意見を述べるわけですが、私たち受け手は、言葉をそのまま「なるほど」と納得するだけでよいのでしょうか。

私は仕事で、海外企業の社長や幹部と話す機会がありますが、政治の話になると彼らはよく、「その発言の目的」を考えるべきだ、と言います。

彼らは、発言者の背景(利害関係・交友関係)、その発言の前後の事柄、その発言で得をする人・損をする人、媒体による報道の仕方、等を少し考えてみることで、惑わされる可能性は激減すると言います。
そのために、複数の新聞を購読している人が多いのでしょうね。

日本の場合、まず目的を考え、その達成のためにどこでどう表現するか、上手に進めていくのは、国益を損ねる勢力である場合が多いと感じます。

反対に日本を良くしたいと考えている人々は、心の素直さが出てしまっているのか、表現がストレートで感情的になってしまうことが多く、その結果として、恐がられたり、批判されたりして、日本を良くするという目的からは遠ざかっています。

周辺国の挑発的行為や、同盟国の揺らぎによって、ようやく最近の日本では国益を考える人々が増えて来ました。政治家の言動に疑問を抱く人も多くなりました。

私たちは日本をより良くするという目的のために、具体的にどうすれば達成に近づけるのかも、一緒に考えて行きましょう。


日本人の美徳 誇りある日本人になろう (宝島社新書 262)日本人の美徳 誇りある日本人になろう (宝島社新書 262)
(2008/02/08)
櫻井 よしこ

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海外シンクタンクの記事を読もう

日本の新聞やテレビを見て、それに対して感情的に批判することは、時には必要なことかも知れませんが、多くの場合、保守派のイメージを悪くしてしまい、結果、日本を貶めようとする勢力の狙いどおりになってしまう危険性があります。

冷静・客観的に日本の情報を読むとともに、ぜひ皆さんに始めて頂きたいのが、海外の有力シンクタンクの記事を読むことです。

今、海外では重要課題として何が考えられているのか、それをどう論じているのか。
私たちがそれを知ることは、日本人が、政治家が、今後どう発言し、どのような行動をとることが有利になるのかを知る手段の一つです。

多くの場合、マスコミ等が翻訳した記事(の一部)を読む機会しかないと思いますが、間違った伝え方をすることも多いため、少しずつでも原文を読むことをお勧めします。

但し注意すべきは、海外の有名シンクタンクの記事だからといって、全てが「正しい」とは限りません。
彼らは(少なくとも表面上)こう考えている、という認識に留めるべきかと思います。

以下の、主だったシンクタンクのウェブサイトにアクセスしてみて下さい。

全部を読むのは大変ですが、毎日少しずつ単語を拾っていくだけでも、英語に対する抵抗が小さくなりますし、気になる記事をプリントアウトして、辞書を片手に読んでみるのも、学生時代に戻ったようで楽しいですよ。


(イギリス)
国政戦略研究所: http://www.iiss.org/
王立統合防衛安全保障研究所: http://www.rusi.org/

(アメリカ)
ランド研究所: http://www.rand.org/
海軍分析センター: http://www.cna.org/
戦略国際問題研究所: http://www.csis.org/
アジア太平洋安全保障研究センター: http://www.apcss.org/graphics/index.htm

(スイス)
チューリッヒ工科大学(国際安全保障政策): http://www.isn.ethz.ch/

(ロシア)
PIR Center: http://www.pircenter.org/index.php?id=1174

(ドイツ)
ドイツ外交政策協会付属研究所:http://en.dgap.org/


ランド 世界を支配した研究所ランド 世界を支配した研究所
(2008/10/29)
アレックス・アベラ

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防衛産業の必要性

防衛費の削減や、度重なる防衛政策の変更によって、防衛省・自衛隊向けの製品を作っている企業が減っているようです。

コスト削減、納品量減少のため、企業としては利益確保が難しくなりますから、開発や供給を停止するのも理解出来ます。

しかしこの流れが進めば、日本の優れた技術は海外に流出したり、技術力が低下したりする恐れがあり、例えば海外の供給国が日本への供給を停止すれば、直ちに日本の防衛に危険が生じます。

「最新鋭の完成品を同盟国であるアメリカから輸入すればよい」、という識者もありますが、アメリカは必ず自国用の装備よりも性能を落として供給します。しかも重要な部分はブラックボックス化して、修理や整備はアメリカ企業に任せなければならない等の制限もあり、時間もお金もかかることになります。

そして何よりも、もしもアメリカが供給を止めた場合、日本は丸裸になり、自国の安全を確保出来ない状態になってしまいます。

平時には技術力を高めておき、有事の際には直ちに自国で装備を調達出来る体制を維持すべく、政府も民間企業も考える必要があると考えます。


通史 アメリカ軍用機メーカー通史 アメリカ軍用機メーカー
(1998/03)
青木 謙知

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日本は孤立するのでしょうか?

北朝鮮によるロケット発射が行われ、日本は戦後初めて、訓練ではなく実戦で配備が行われました。

ミサイルなのか人工衛星なのか、という議論がありましたが、ロケット技術というのは軍事そのものであり、上に載っているものが何であるのかは、さほど重要ではないことを、マスコミや識者はもう少し説明するべきだと思います。

徒に議論を盛り上げ、堂々巡りの言い合いを続ける意味はありません。
もっとシンプルに、彼らの目的は何なのか(国威発揚、外貨獲得)、何故ロケット技術を持てたのか(殆どが日本の金と技術)、日本はどうするべきなのか(国連決議、独自制裁、自衛力強化)、等を分かりやすく国民に伝えなければなりません。

また、他国が北朝鮮制裁にあまり前向きでないことについては、最も脅威を受け、実際に国民拉致という被害を受けている日本が、積極的に独自の対策をとるべきです。

国際社会に協調して、孤立しないことばかりを考えていては、日本はいつまでも他国に利用されるだけであり、著しく国益を損ねる結果になります。

諸外国を見ても分かるように、一国が自国利益を優先して国際社会と異なる意思を示しても、孤立するのは僅かな一時期であって、今の世界で国を滅ぼすほど孤立することはありません。
ましてや日本は経済力、技術力、文化力で、孤立したくとも出来ない地位にあります。

私たちは、我が国の国力と諸外国の行動目的を再度認識して、国際社会でどのように行動すべきなのかを考えるべきだと思います。


逆説・北朝鮮に学ぼう! [─ヘタレの日本に明日はない─]逆説・北朝鮮に学ぼう! [─ヘタレの日本に明日はない─]
(2008/02/22)
兵頭二十八

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講義科目

講義科目としては、

「日本の安全保障体制」 「軍事と科学技術」 「外交史・戦史」
「地政学」 「情報管理論(陸軍中野学校)」 「安全保障法規」
「エネルギー資源論」 「世界の軍事情勢」 「民族・宗教問題」
「国力向上のための教育」 「外国語能力の必要性」

・・・等を計画しており、毎回「安全保障」と「教育・政治」 2分野の、大学教授や専門家による講義を行います。
イメージとしては、日本テレビ『世界一受けたい授業』を、より高度・専門的にしたもので、受講者の知的好奇心を満たし、多くの気づきが得られる講義を提供します。

担当講師からの配布物に加え、国内外シンクタンクの重要論文や推薦図書の紹介、退役自衛官との交流などにより、受講者は積極的に学ぶことが可能です。


インテリジェンスと国際情勢分析インテリジェンスと国際情勢分析
(2008/09)
太田 文雄

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本事業の目的

政治家が悪いと批判は出来ますが、その政治家を選んだのは私たちです。

政治家にしっかりと国益を考えて貰うには、選ぶ立場である私たちが必要な知識を増やし、積極的に考え、判断出来るようになる必要があります。

特に安全保障については、学校で学ぶ機会は殆ど無く、社会に出てからもテレビや新聞で目にする程度しか、触れることはありませんでした。

年金や、政治家・官僚の不祥事も大きな問題ですが、現在の状況では国を守ることを第一に考えるべきであり、日本という国が無くなってしまえば、私たちの意思で年金問題も官僚天下り問題も解決することが出来なくなることを、冷静に考えなければなりません。

私たちは本事業を通して、

・日本の外交・防衛について、自分の意見で話せる日本人を増やします。
・日本のことを本気で考えている政治家を選挙で選べるようにします。
・国力向上のために、日本の文化を大切にする意識を高めます。
・祖国・日本へ対する知的好奇心を満たすことで、有意義な人生を送れる個人を増やします。


最新版 安全保障学入門最新版 安全保障学入門
(2003/05)
防衛大学校安全保障学研究会

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設立の概念

日本は、その誠実・勤勉の美しい文化により、世界で重要な役割を担うことが出来る素晴らしい国であると信じています。

日本の国力を向上させるにはどうすればよいのか?
世界はどう動いているのか?
日本は本当に安全なのか?
日本は外国人に支配されるのではないか?
政治家は信用できるのか?

私たちはこれらを考え、日本人が取るべき対策・手段について学ぶ機会を、政治的に偏ることなく、長期安定的に提供して参ります。

日本の未来を守る人材を輩出すべく、当初は毎月の小規模講義と講義CDの販売を主とし、数年内には国防の専門学校を設立する計画です。



日本はどれほどいい国か日本はどれほどいい国か
(2008/09/25)
日下 公人高山正之

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