ストーカー被害に遭ってしまった場合
長期間放置してすみませんでした。
今回は、ストーカー被害に遭ってしまった後のことについてお話しいたします。
最も必要なことは、自分の意志を強く持つことです。
具体的に言うと、ストーカーを絶対に許さないという気持ちです。
これは若干裏話も入りますが、警察官も多くの事件を抱えたくないのが本音の人もいます。
すべてではないので誤解のないようにしてくださいね。
明日子供との約束で休むことになっているけど、これが事件化されれば休めない・・・など
理由はいろいろですが、こんな些細な理由から事件化を拒否する警察官もいます。
警察に行ったことがある人が一度は聞いたことがあると思いますが、
何かあったらすぐに相談してください。
事件化すると、貴方から調書を取ることになり3時間以上かかりますがよろしいでしょうか?
など
言い換えれば逃げに回っているのです。
ですから訴えを起こす貴方は、しっかりと自分の意志を持ちそれを警察官に伝えることが必要です。
訴えを起こした側が、コロコロと話が変わってしまっては、受ける警察官もその話の信憑性を疑い始めます。
訴えを起こす時に必要となるのが、ストーカーである相手が、貴方に対して行った行為を裏付ける物の提出が必要となります。
所謂、証拠ですね。
この証拠が難しいかもしれませんが、私どものような探偵
に依頼して、相手が行為を行っている状況の写真などがこれにあたります。
メールが送られてきている場合は、そのメールも証拠の一部になります。
警察に話す際には、ことさらオーバーに言う必要はありません。
ありのままを話せばよいのです。
警察も最初から相手を逮捕するなどはしませんが(場合によりますが)最初に相手側に行為の中止命令を出します。
それに従わなかった場合に逮捕などの検挙となるわけです。
この時にも、貴方の強い意志が必要となります。
相手(ストーカー)はいろいろな手で貴方に接触を図る者もいます。
その時にはいろいろな甘い言葉を使ってきますが、すでに事件は動いていますので絶対にこの言葉には乗らないでください。
俗に言う(焼けぼっくいに火がついた)となったのでは、それまで貴方のために尽くして来た周りのみんながいい顔しないですよね。
いずれにしても、歪んだ愛情表現=ストーカーは本当に怖い行為です。
この被害に遭わないために、相手、特に異性との接触の際には注意をして、毅然とした態度をとることをお勧めします。
あまり、毅然としすぎては彼氏(彼女)いない歴数年となってしまいますが(笑)隙を見せないことですね。
それと、何度も言いますが、防ぐためには何でも話せる相談相手を持つこともお勧めします。
ストーカーに関しては、以上で一旦締めたいと思いますが、ご意見またはご質問がありましたら何なりとご連絡ください。
映画監修の仕事 パート2
さて、監修の仕事の続きです。
その前に、何人かの方にバナーを貼っていただいておりますが、1月中皆さんのブログからの訪問総数が50件を超えました。
ご協力ありがとうございます。
また、これからもよろしくお願いいたします。
さて、監修ってどんなことをするのかですが、
私は警察出身者ということで、刑事者がほとんどです。
そして、警察の動きについて、助監督に
『この人の階級は、全体の流れから、警部補が適当だね』
『捜査本部の中の配置は・・・・・・』
『婦警さんが捜査に参加することはどのようなときか』
『拳銃の構え方は・・・・・』
『上司が婦警さんをからかう時は・・・・』
そんなことを、伝えるのです。
最初に台本が送られて来て、それに目を通し、おかしなところをチェックしておきます。
次に、助監督から質問箇所をメールでもらい、変な回答ができないので、下調べをしておきます。
このように結構手間がかかるんですよ。
実際の警察の動きどおりに進めるとドラマにならない時があるので、その時は原則を伝えておき、最後に私が言う言葉は
『そのとおりやったらドラマにならないよね』の一言です。
そんなやり取りが助監督たちに受けているようです。
最後にご報告
前回お話した、進めている1本ですが、助監督から了解を得たので・・・・・
東野圭吾さんの作品で
『さまよう刃』
です。
キャストはまだ私の口からはいえませんが、台本を見る限り本当に良い作品だと思います。
秋に公開予定です。
皆さんにはぜひ、劇場でご覧いただきたいと思います。(もしくは、DVDで)
テレビ公開の際には、エンドロールで私の名前が出ませんので・・・・(笑)
さて、次回は防犯タイムズ本来の記事に戻りたいと思います。