映画監修の仕事 パート2 | 防犯タイムズ

映画監修の仕事 パート2

ちょっと間が開きました。すみません。

さて、監修の仕事の続きです。



その前に、何人かの方にバナーを貼っていただいておりますが、1月中皆さんのブログからの訪問総数が50件を超えました。

ご協力ありがとうございます。

また、これからもよろしくお願いいたします。



さて、監修ってどんなことをするのかですが、



私は警察出身者ということで、刑事者がほとんどです。

そして、警察の動きについて、助監督に

『この人の階級は、全体の流れから、警部補が適当だね』

『捜査本部の中の配置は・・・・・・』

『婦警さんが捜査に参加することはどのようなときか』

『拳銃の構え方は・・・・・』

『上司が婦警さんをからかう時は・・・・』

そんなことを、伝えるのです。



最初に台本が送られて来て、それに目を通し、おかしなところをチェックしておきます。

次に、助監督から質問箇所をメールでもらい、変な回答ができないので、下調べをしておきます。



このように結構手間がかかるんですよ。



実際の警察の動きどおりに進めるとドラマにならない時があるので、その時は原則を伝えておき、最後に私が言う言葉は

『そのとおりやったらドラマにならないよね』の一言です。

そんなやり取りが助監督たちに受けているようです。



最後にご報告

前回お話した、進めている1本ですが、助監督から了解を得たので・・・・・



東野圭吾さんの作品で

『さまよう刃』

です。



キャストはまだ私の口からはいえませんが、台本を見る限り本当に良い作品だと思います。

秋に公開予定です。

皆さんにはぜひ、劇場でご覧いただきたいと思います。(もしくは、DVDで)



テレビ公開の際には、エンドロールで私の名前が出ませんので・・・・(笑)



さて、次回は防犯タイムズ本来の記事に戻りたいと思います。