170928_「客観的一番」よりも「主観的一番」
中小企業は大企業に勝てない?一番にはなれない?一番ならだれでも知っている。でも二番めは知らない。二番手は覚えてもらえない。お客様はそれぞれ、どの会社や商品を一番だと思うかを自分の「主観的基準」で決めている。意識するかしないかにかかわらず各人が、それぞれ「自分にとって」最適なQ,P,Sの組み合わせを持っており、その一番のところを「主観的に」選んでいる。規模などの客観的基準ではなくて「主観的一番」、それがお客様が商品を選ぶ時の基準である。勝ち残りの大鉄則とは、メインターゲットとするお客様に主観的に「おたくが一番」と言ってもらえるQ,P,Sの組み合わせを提供すること。お客様が望む最適のQ,P,Sの組み合わせを提供し続けようと思うこと、これこそが「お客様第一」の根幹である。客観的一番は、必ずしも主観的一番ではないので、客観的一番を主観的一番に変える工夫を怠ってはならない。私たちが何かを選ぶときには、主観的には、好きか嫌いかということが非常に大きなポイントとなる。商品に対する「信頼感」、価格に対する「値ごろ感」、サービスに対する「安心感」、「心地よさ」、会社に対する「愛着」など、たくさんの要素がお客様の心理に影響を与える。《自分への課題》---------------------------------------------------------------□ メインターゲットとするお客様に主観的に、 「おたくが一番」と言ってもらえる努力をしているか?□ お客様に好かれる「信頼づくり」をしているか?----------------------------------------------------------------------------- どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座 (ディスカヴァー携書) Amazon