どこを見ているのか。 | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真


先日まで激闘を繰り広げたラグビー日本代表。


ワールドカップ自体はまだ続いていますし、
日本代表熱もまだ継続している感じですね。


結果は3勝1敗で予選通過はならず。


3勝したにも関わらず、
予選通過ならなかった史上初で唯一のチーム。


サッカーでも、同じような状況になった事がありました。


1996年のアトランタオリンピック。


前園、中田、川口選手などを擁する日本代表が、
予選の初戦であたったのがいきなりのブラジル代表。


結果は、のちに“マイアミの奇跡”といわれた勝利でした。


決勝トーナメントにいけるんじゃないか・・・


そう思ったところで迎えた第2戦目のナイジェリアには敗戦。


最後のハンガリーには勝利をし、
ブラジル、ナイジェリア、日本で2勝で並んだものの、
予選通過はなりませんでした。


2勝したのに決勝トーナメントに進めなかったチーム。


ちなみにこの大会の金メダルはナイジェリア、
銀メダルがブラジルでした。


結果的には予選通過ならなかったものの、
この時もブラジル戦の初戦を勝利出来たからこそ、
次のステップへの可能性が大きく増したのだと思います。


今回のラグビー日本代表は、専門家の分析では、
アメリカ戦勝利はマスト、サモア戦で何とか勝ちたい、
あとは南アフリカ、スコットランド戦でどうなるか、
という評価がほとんだだったと聞きます。


そして日本代表も、初戦にピーキングを合わせてきていたようです。


“目標はベスト8”。


そう言い続けてきたコーチ陣と選手達。


初戦の南アフリカ戦に勝利出来れば・・・
目標にグッと近付けるという計算もあったはず。


相手は優勝争い常連国だから、ピーキングを初戦に合わせていない。

日本を特別警戒していない。

どんな国でも初戦は難しいもの。


様々な要素が勝利の結果に結びついたのだと思います。


最後、キックで同点狙い、ではなく、
トライで勝利を狙ったのも、
目標がベスト8という目標があったからこそ。


コーチ陣とは別の選択だったようですが、
予選通過から逆算しての選手の判断は、
勇敢な決断ではなく、
必然の決断だったのではないでしょうか。


目標をどこに置いているか、
どこを見ているのか、
それがその時点の判断において
とても大切だという事も感じさせられた瞬間でした。