どこまで言うか。 | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真


最近仕事の現場で入った中学校で、
サッカーの試合を“ちら見”する機会がありました。



そこで、こんなシーンがあった。


中盤の選手がボールを持ち、
ギリギリかちょっと無理目な所にスルーパスを出し、
結局通らずにゴールラインを割る。

サイドにはフリーな選手がいた。


それを見たコーチらしき人が、
“今のは縦じゃなくて、横!”と叫ぶ。


ちょっとプレーがブレイクしたところで、再びコーチらしき人がたたみかける。

“今のは縦じゃなくて、横だぞ!”と。


指摘された生徒はうなずき、うなだれる。



見ていて(ちら見していて)思ったのは、
多分この生徒は今後同じようなシチュエーションに出くわした時、
また同じプレーを繰り返すだけか、
もしくは注意された事を理由に安全パイでサイドのフリーの選手にボールを出すか
どちらかだろうという事。


うなだれているのは、
ただ単にボールが通らなかったからか、
もしくはコーチらしき人に注意されてしまったからか。



なぜコーチらしき人は、“縦じゃなくて横”の理由を
プレーがブレイクした時に指摘しないのだろう。


そのコーチらしき人も本当は理由を説明出来ず、
ただ単に無理をして出したからとか、サイドにフリーの選手がいたからとか、
そんな理由で注意したのだろうか。


生徒に考えさせるため、という雰囲気でもありませんでした。



試合の後で説明したかどうかは分かりませんが、
やはりちゃんと根拠を説明しなければならないと思うし、
出来なければならないと思います。


たとえば相手に押し込まれている時間が長かったから、
無理をせず自分たちのボールを大事にキープしよう。
だから今の場面ではサイドのフリーの選手を簡単に使おう、とか。
勿論、もっと簡潔に。



特にこの年代の選手ですし、
注意されるためにプレーが消極的になったり、
注意されないために安全パイのプレーを選択したりしてしまっては、
だんだんつまらない選手になってしまう。


それに選手自身も面白くなくなってくるかもしれない。



なぜあのプレーを選択したのか、
なぜ自分が違うという事を指摘したのか、
その辺りを選手が本当にうなずけるように説明すべきなんじゃないかなと、
見ていて思いました。



まあ、いろいろな考え方があるでしょうけど。。。