Black Swan | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆東京浅草、ポルトガル写真

怒涛のように忙しかった8月が終わり、

今は休みの日が続いている。

(決して望んではいなかったが)


ポルトガルに滞在した事など、完全に遠い過去になっている。


帰国してから全くお伺い出来ていなかった

ポルトガル文化センターにも先月末にご挨拶を済ませ、

自分としてはやっと一区切りついた感じだ。



今日は久し振りに映画館へ。



何年か振りの、銀座シネパトス。


あまりにも久し振り過ぎて、入り方を忘れてしまった・・・


観たのは、“ブラック・スワン”。


まあ今更な感じではあるけれど、

タイミングがなくて観れていなかったし、

こういう映画館でならそのうちやるだろうと思って狙っていた。


本当は3ヶ月前にポルトガルに向かう機内で観れるチャンスがあり、

途中までは観ていた。


しかしまあ何というか、際どいシーンが多い映画で・・・


機内の前の座席にある画面。

隣などは見えないような造りになってはいるけれど、

斜め後ろの席からは何を見ているかバレバレで。


その時は確か、日本人のおばちゃん連中が陣取っていたかな。


序盤のその思わず息を呑んでしまうようなシーンのところで、

斜め後ろからの視線が気になって、画面を切ってしまった。

(観た方はどのシーンか分かると思うが)


という訳で、今日は周りの視線を気にすることなく・・・

というか気にする必要もなく。


古川のblog 「RE-BORN」-ginza cinepatos


入館した時、客は僕一人。

上映直前に3人入ってきて、計4人だけ。

ほとんど貸切状態だった。



内容は、ナタリー・ポートマンの演技に終始圧倒され。

凄かった・・・


あとはバレエのコーチ?先生?の言葉かな。


ナタリー・ポートマンにアドバイスをする数々の言葉。


決して彼女に対してだったりバレエに関する事だけではなく、

様々な事に通ずるメッセージがそこにはあった。


まあそれは観る人によって感じ方は違うのかな・・・



“Lose Yourself.”


今回自分の中に残った言葉。


時として、自分をぶっ壊さなければならない時期がある。

ボーダーを引きちぎらなければならない瞬間がある。


それを本番の舞台中にやり切ったナタリー・ポートマンが演じる主人公は、

最後に舞台上部から飛び降り、

マットの上で“完璧だった”というセリフを呟く。


興味深い映画だった。



個人的には、

8月の蒸し暑さ、仕事とストレス、それ以外での出来事で、

心身ともにボロボロの状態。


身体のパーツ一つ一つがバラバラだ。

どこにも神経が行き届いていない感じ。


これからしっかりと取り戻し、

前に進んでいきたい。