
Pop LiFe Pop FiLe #70
ディスコ・ソングは、70年代を席巻したと言ってもいいポップミュージックだと思います。当初はディスコと言っても特に意識することもなく、他のポップソングと並べて変わりなく聴いていました。好きな曲もあったので。
踊るために特化されたことが、音楽の単純化を招き音楽文化の衰退につながるとかなんとか、そういった批判が次第に増えていったようです。音楽の単純化というのは、4つ打ちといわれる、1小節の4拍すべてでバスドラムをドン・ドン・ドン・ドンと鳴らすあのリズムのことです。あまりにもチャート上に増えすぎてしまったため、アメリカではディスコのレコードを皆が持ち寄って破壊するという、ディスコ・ソング排斥運動なんてものまで起こったというのが驚きです。
でも気持ちよく踊るために作られた音楽って、基本的にはハッピーなんじゃないの?
ということで、50年前のディスコ・ソングを
(^o^)丿
THE TRAMMPS / Hold Back The Night
アメリカ・フィラデルフィア出身のボーカル・グループ、トランプス。この御時世、グループ名が良くない! と仰る方も多いとは思いますがお許しを。スペルが違うしね。
ゴスペルやR&Bにルーツを持つ力強いコーラスワークを特徴としていますが、時代の流れなのか次第にディスコ化し、4つ打ちでダンサブルな曲を発表するに至っています。「Hold Back The Night」は全米最高位35位のヒットとなっています。
牧歌的と言うか、なんか温かい気持ちにもなるダンス・ナンバーです。あの時代、スリー・ディグリーズやスタイリスティツクスといったフィラデルフィア・ソウルが日本でもブームとなりましたが、この人たちはそのフィリー・ソウルの流れを汲むグループです。「Hold Back The Night」は、ホーンやストリングスを用いて、きらびやかで甘さも備えた曲となっています。
MAXINE NIGHTINGALE /
Right Back Where We Started From
"愛とは強いもの" と言う邦題のついたこの曲は、76年3月に、全米最高位2位まで到達した大ヒット曲です。ずっとアメリカの歌手だと思っていましたが、イギリス出身の歌手なんですよね。日本人俳優の寺田稔さんと結婚し、1973年には娘さんをもうけているとのこと。
日本でもヒットしました。明るい曲調。この曲は好きでしたね。70年代のディスコヒットを集めたコンピレーションには収録されることの多い曲です。1989年に同じイギリス人歌手のシニータによってカバーされましたが、いかにもの80年代ダンス・ミュージックで、こちらのほうに思い入れのある方もいるかもしれません。
THE TAVARES /
Heaven Must Be Missing An Angel
邦題はなんと "ディスコ天国"。 ディスコ・ソングが流行っていたので、そういうタイトルを付ければ売れると思ったんですかね。でもディスコだからと言って侮ってないけない曲です。ビートは4つ打ちながら、正統派ソウル感覚を持った楽曲です。それに華やかなフィリーソウル風が凄くいい! ディスコ全盛の時代は、本格派のサザン・ソウル歌手でも、曲をディスコ化して録音しています。
タバレスはアメリカ・ロードアイランド州出身。兄弟で構成されたグループです。メロディアスで親しみやすい楽曲を特徴としています。初めてディスコに行ったときは、皆が同じステップ、同じ振り付けで踊っていたのに驚いたりしましたが、学芸会のようにも思えて踊りにはあまり夢中になれなかったですね。基本、ロック少年でしたからね(*^^)v
アメリカでは、70年代ディスコの集いみたいなパーティーがあって、当時の若者(つまりは現在の爺さん婆さん)が集まってパーティーなんぞも開かれるようですが、若づくりして皆で踊るんですかね。いや もちろんいいんです!青春に年齢は関係ないので。
ディスコに初めて行ったのは高校三年の時、映画『サタデイ・ナイト・フィーバー』がヒットした後のことです。クラスの女子の中には、足しげく通っている者もいましたが。
食べ放題だったピザに味がなくてまずかったこととか、水割りがすごく薄くて水みたいだったこととか、そんなことばかり憶えています。ディスコという場所にはあまり馴染めなかったようです。
