憧れのロック・ヴォイス ♥ - R.F.R.F. #9 - | Get Up And Go !

Get Up And Go !

音楽を中心に、映画、文芸、スポーツ など・・・。

より高く! より深く! けれど優雅に・・・ 冗談も好きなんですけどね (*゚.゚)ゞ







先日、アメーバ運営局から、通し番号みたいのではなく記事タイトルを付けた方がよく読まれますよ、というメッセージを頂いたので一応タイトルをつけることにしました。

題して「憧れのロック・ヴォイス♥」ってことで、好きな女性ロック・シンガーの曲をいくつか。今回はジャニス・ジョプリンやグレース・スリックのようなレジェンドではなく、新しめの人でね。

ブロンドロッカー、サス・ジョーダン!
生まれはイギリスでカナダに育つ。僕は「カナダのロックねぇちゃん」と勝手にそう付けて呼んでいました。 ブロンドのロングヘアーを振り乱して歌う姿が最高にカッコいいんですよ。

デビューはカナダで1988年。92年にはアメリカでもアルバムデビュー。僕がサス・ジョーダンの歌を初めて聴いたのは、当時よく聴いていたスティーヴィー・サラスの93年のアルバム、『THE ELECTRIC POW POW』のゲスト・ボーカルでの参加曲においてです。ブルース調の曲だったのですが、これが最高に痺れるヴォーカルだったんですね。

程なくして、彼女の日本デビューとなった『RATS』というアルバムがリリースされたのですが、これが冒頭の曲「Damaged」から最高のカッコよさ! アルバム全体をスティーヴィー・サラスがプロデュースし、曲もすべてサスとサラスの共作。

当時、新宿の海賊版ビデオ店で、2人の共演ライヴを見つけ出し、「素晴らしい!」を連発しながら見たのを思い出します。それを久しぶりに引っ張り出し、古いビデオデッキにかけたのですが、テープがキュルキュルと音を立ててから回りし、ワカメ状態となって再生不能のお釈迦様。 トホホで終わりました。
でも YouTube でソロライヴの「Damaged」を何とか見つけ出しましたよ。
(^-^;




Joss "Rolling" Stone
一般にはジョス・ストーンのことをロック・ヴォーカルとはカテゴライズしないですよね。2003年のデビュー・アルバムのタイトルからして『THE SOUL SESSIONS』です。白人ではありますが、当初から天才ソウルシンガーという触れ込みで売り出されたんですね。この時17歳です。

玄人筋からは絶賛の嵐。僕もかなりの衝撃を受けました。都会ではなく、小さな村で育ちそこで音楽に馴染んだという経歴からも、突然変異だと言う人もいたぐらいです。おそらくは雑音の少ない場所で、好きになった音楽が自分の中で純粋培養されたのではないかと。 これは個人的な見解ですが。



現在でも大きめの外資系店舗に行けば、ソウル/R&B の仕切りで彼女のCDは売られていますが、一瞬ロックに接近したアルバムがあります。ユーリズミックスのデイヴ・スチュワートがプロデュースした2011年のアルバム『LP1』です。個人的には、ロックに行くならそれも大歓迎だったのですが、そうはいかなかったんですよね。次のアルバムは『THe SOUL SESSIONS Vol.2』となりました。





噂のロック・ヴォイス
Lollo Gardtman。 この方のことは僕も最近知りました。あるテレビCMで使われているのですが、曲調とボーカル・スタイルが場面とぴったりと合っているんですね。歌っているのはいったい誰なんだ!?

調べた結果、アルバムはCDという形ではリリースされておらず、Amazon では配信のみで入手できる形です。もしかしたらあちらでは自主制作という形でリリースされているのかも知れませんが、正確にはわかりません。

YouTube にはいくつか曲がアップされていますが、曲調がロックからコンテンポラリーまで幅が広く、何でも歌えてしまういわゆる実力派のようなシンガーです。なので、他のアーティストのフィーチャリング・ヴォーカルとしていくつかのアルバムに呼ばれ、ゲスト参加もしています。素晴らしいシンガーだと思います。

というわけで、そのCMの正体は
いや、お前が歌ったんだろ! 知らないひとがつぶやいてんだよ (゚ロ゚*)