Pop LiFe, Pop FiLe #29 | Get Up And Go !

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音楽を中心に、映画、文芸、スポーツ など・・・。

より高く! より深く! けれど優雅に・・・ 冗談も好きなんですけどね (*゚.゚)ゞ





Melodius 70's
4月29日 祝日 日本 。 昭和天皇の誕生日です。 1989年にみどりの日となり現在は昭和の日となっています。みどりの日は2007年から5月4日に移動しています。いずれにしても新緑の季節でもあるし、みどりの日というネーミングは素晴らしいと思いますよ。

LYNN ANDERSON / Rose Garden (1970)
リン・アンダーソンは、カントリーの分野ではグラミー賞も受賞している、アメリカでは著名なシンガーです。この曲は名曲というか、日本でもほとんどスタンダード化していますね。日本のテレビ番組でも薔薇に因んだ特集・企画などではBGMとしてしばしば使用されています。

カントリー系といわれる曲がヒットした場合、たいていがカントリー・ポップという、カントリーをポップ化して聴きやすくした曲がほとんどです。「ロース・ガーデン」はまさにそういった曲。親しみやすく爽やかな曲です。 全米チャートでも3位を記録しています。

ところでこれから5月は薔薇の見ごろとなる季節です。近場でバラ園があれば見にいって写真に収めてきたいのですが、どこかいいとこありませんかね (*^^)





STARLAND VOCAL BAND / Afternoon Delight (1976)
スターランド・ヴォーカル・バンドの「アフタヌーン・ディライト」は、76年7月に全米ポップ・チャートで1位まで上り詰めた曲です。 中学生の時に湯川れい子さんのラジオ番組、「アメリカン・トップ40」という番組でこの曲を聴いて好きになったのですが、日本ではややヒットした程度でした。

アコースティック・ギターのキラキラした感じと、女性2人男性2人の4人によるハーモニーが豊かで美しく、さらに曲もポップで明るいトーン。いい曲だとその時 思ったんですよね。

忘却の彼方へ去ったこの曲と再会したのは1998年。マット・デーモン主演の映画『グッド・ウィル・ハンティング / 旅立ち』のエンディングにこの曲が流れた時でした。主演を演じたデーモンが車で旅立ち、彼方へと向かい走るシーンと、この曲の雰囲気ががぴったりと合って感動したのです。 こんなにもいい曲だったのかと。

因みに「Afternoon Delight」という言葉には、"真昼のセックスの喜び" という意味が含みとしてあるそうです。なんて言うと、昭和のおじさんは "真昼の情事" とか、ピンク映画にありがちな淫靡な方向に想像をめぐらしてしまうのですが、アメリカ人が美しいハーモーニーで楽し気に歌っているわけですからね。 これはもっとスポーティブにそれを楽しむみたいな、、、余分な話でした (^-^;





OLIVIA NEWTON-JOHN / Let It Shine (1976)
70年代のオリビア・ニュートン-ジョンはカントリー・テイストが強いんですね。 クリアなソプラノ・ボイスで可憐に歌う美人シンガー。 そうなのです。中学生ともなれば色気づいてきて、オリビアといえば美人で可憐。クラスメイトとの話題はそこに行くわけですね。ミュージック・ライフの写真を切り抜いて、下敷きに入れている奴とかいました(実は私です)。

カントリーのイメージが強かったので、最初はアメリカのどこかの田舎町出身だと思い込んでいたのですが、実はオーストラリア出身のイギリス人。 そのあたりでカントリーに対しての思い入れが浅かったのか、「新しい歌でも古い歌でもカントリーでも。何でもいいいからヒット曲を出したかったのよ」なんて発言したものだから、保守的なアメリカのカントリー協会のお偉方を怒らせてしまった、なんて事もあったそうです。

オリビアはヒット曲が多いのです。日本のラジオのチャート番組でも常連でした。「そよ風の誘惑」「カントリー・ロード」「レット・ミー・ビー・ゼア」「プリーズ・ミスター・プリーズ」「ジョリーン」などなど。 今回「レット・イット・シャイン」という、日本ではスマッシュヒット程度の曲を選んだのは、初めて買ったオリビアのシングル・レコードだからです。
オリビア・ニュートン-ジョンの可憐な歌声は永遠です。






今回は明るい曲調のカントリー・ポップでまとめてみました。
みなさま、そよぐ風が気持ちよい季節です。いい季節です。
よい連休を! クローバー