今年あなたが闘ってる困難は?
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1966年7月10日、「ウルトラマン」が初めてテレビ放送された日。 と言っても本放送ではなく、翌週7月17日に始まる第1話「ウルトラ作戦第一号」を前に、杉並公会堂で行われた番宣番組「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」が放送された日だそうです。
これはリアルタイムでの記憶はないですね。 ただし、最終回の「さらばウルトラマン」は、テレビの前でしっかりと観た記憶があります。その時になると世間はもうウルトラマン・ブームとなっていて、僕の通園していた かしの木幼稚園でもウルトラマンごっこが流行っていました。僕ね、「ウルトラマン」に登場した怪獣と宇宙人の名前、今でもすべて言えるんですよ。
「シン・ウルトラマン」 もちろん観ました。1回だけですが。 率直な感想としてはまぁまぁ面白かったです。 ですが観終えたあとには、不満も残りました。えっこんなもん?もっとやれたはずだろ!ってね。
で、面白いというのは、「あっ!ここはあの場面からの引用」「ここはあそこのオマージュね」とか、ウルトラマン世代にとってはニヤっとする場面が最初から最後までその連続で、飽きることなく楽しめたというところです。ただ、観終えた後に、この映画のストーリーってどう繋がってんの?って。何だか3つぐらいのストーリーがあって、それぞれが中途半端な感じがしたんですよね。
あと登場した禍威獣 (怪獣) ね。何でジミなネロンガやガボラなの? 普通ならレッドキングやゴモラだろ! 奇をてらったところで、ペスターでもおもろいやん!ってな感じで。外星人 (宇宙人) だって、ザラブやメフュラスもいいけど、まずは宿命のライバル、バルタンだろ! こういう話はきりがないのですが。
それから禍特対 。 どうもユーモアに欠ける。 昔の科特隊って、子供に大人気のイデ隊員をはじめ、熱血漢だけどおっちょこちょいのアラシ隊員。 口やかましいけど素敵なおねえさんのフジ・アキコ隊員。 普段は厳しいけれど隊員服を後ろ前に着て登場したりのボケもかますムラマツ・キャップとか。主役のハヤタだって、スプーンをベータカプセルと間違えて変身しようとしたりさぁ。和気あいあいとしながらもチームワークの良さを感じましたからね。
今回の禍特対メンバーはどうなのでしょうね。 例えばですが、神木龍之介あたりを入れて笑いを増やすとかしたら面白かったかも。


最初は『シン・ゴジラ』 みたいなリアルな危機管理対策を描いた映画になるのだろうなと予想していました。 それが進んでいくうちにアレっ?となっていき、長澤まさみが巨大化するに至っては 「そういう映画なのか~い!」。
だったらもっとおもろいシーン入れろや! ってことになるわけで。 例えば三面怪人ダダを昔の顔よりもっと不細工にして登場させて、怪獣みんなでダダポースを取らせるとか。


ウルトラNo.1不細工宇宙人・ダダ

ダダポーズ

ダダポーズ揃い踏み
なんか不満たらたらの映画評になってしまいましたが、これは "ウルトラマン愛" ゆえの不平であることをご承知ください。 ま、庵野さんにしたって彼なりのウルトラマン愛を作品にしたわけですが。
○○世代って言い方があるでしょ。 例えばビートルズ世代であるとか全共闘世代であるとか。 俺らはウルトラマン世代でありドリフ世代であり、なんか間抜けな世代なんですよね。(*^^)v
ところで・・・
ウルトラマンはカラータイマーがあってこそのウルトラマンだと思うのです! 成田亨氏の最初のデザインがどうあれ、俺たちのウルトラマンには体の真ん中にあれが光っていてこそのウルトラマン。やっぱり付けて欲しかった!('◇')ゞ
以上 (o|o)

☆ やん所蔵:ウルトラ怪獣フィギュア
(注:ウルトラQ、ウルトラセブン登場の怪獣もあり)
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