元プロ野球選手がニュースから考えてみる -140ページ目

城島はどうすんの?

ホークスの城島がFAを取得しましたね。

どうするんですかね?

個人的には、是非海を渡ってほしいですね。

だって、日本人捕手がメジャーで通用するか否かを見てみたいですもん。

あれだけ、我が強い選手が、我のかたまりであるメジャーの投手陣に対し
どこまでものいえるのか?そこを見てみたいんですね。


まさに「NOと言える日本人」です。(古いか)

彼の打撃は、間違いなく通用すると思いますよ。
井口よりも上ですからね。


最終的には
お金で動く人間ではないですし、本人の考え方次第でしょうね。
王さんも、積極的に引き止めることもしなさそうだし。



オールスター選出

水曜日かな、NHKで「この時、歴史が動いた」という番組で

「プロ野球が出来たとき」(多分このタイトル?)

を放送していた。別に見るつもりはなかったけど・・・ついつい見てました。

やはり、「先人達の苦労で野球界は成り立っている」と
幼稚園並みの感想を持ちました。

沢村栄治、水原、苅田、など往年の名選手の名前が挙がっていた。
(ほんと、伝説的な方ばかりです)

これには、僕もプロOBとして、諸先輩方に感謝の意を表さなければならない。
少なくとも、恩恵を受けた人間ですから・・・・。

でも悲しいかな、現役の時には、そのような思いは欠片もなかったんです。

逆に、「うざいなぁ、あのOB」なんて思っていた。
(ほんと、ごめんなさい)

確かに、嫌な、しつこい先輩もいっぱいいたが、もっとこのような歴史を
知っていれば、違った対応もが出来たかもしれない。

プロ野球界は、OBに対しての対応は決して良くない。

野球界を離れれば、ほとんどが「はい、さようなら!」だ。

特に、野球と関係のない仕事に就く人には、完全に疎遠になる。

これじゃ、OBも球界を盛り上げる雰囲気にはならない。

ちなみに、僕は、球界に11年在籍したので
「永久無料球場入場バッジ」とやらを保有している。

これは、よほどのビッグゲーム以外は入れる特典です。

しかし、これはあくまでプロに10年以上在籍しないと
もらえないものです。

これもおかしい。入るぐらいいいじゃない。
OBスペースぐらい、作ってほしい。

そこで、また交流ができるかもしれない。

そして、OBには敬意を表すべきだし、

新人には、
「今の君があるのは、このような先人がいたからだよ」
と教育すべきではないだろうか?

ぜったいに、プレーだって変わってくるはずだと思うよ。

清原という男

巨人の清原。

何で彼があれだけ人気があるんかな?
ちなみに僕は同期ですが・・・・。(えらい違いです)

昔、すごかったのはわかるけど、今は成績だって
低迷している。

しかし、あのカリスマ的人気。

ルックス等ではないだろう。

でも、わかるようなこんな話がある。

あるプロ野球選手が引退した。
彼は、清原の後輩でPLの直の後輩。

現役時代には、清原にかなり世話になったらしい。
(かわいがられた意味も含めて)

その彼は数球団を渡り歩いた後、解雇。そして野球界から
足をあらわなければならなかった。

僕と同じだが、野球界のセカンドキャリアは難しい。就職なんて
そう見つかるもんじゃない。

それを察してか、清原が
「ワシの世話をせいっ」(これは仮想ですが)
と、運転手として(マネジャー)として彼を招いたそうです。

おそらく「今更、大変やろう。家族もあるし。ならば、わしにつけ」と。

しかも給料も破格で、車(ベンツ)まであげたそうです。

ただ、これは、又聞きなんで、全部ほんとかどうかはわかりません。

しかし彼が今、清原の身の回りの世話をしているのは確かです。

漫画みたいな話。
でもこんなことができるから、清原が人気があるのでしょう。

「情と筋」が通って、まさに昔の侍です。


実は、清原にはこのような話がまだまだ沢山あるのです。

それは又、次回にでも。










長嶋さん

日曜に長嶋さんが、ドームに現われた。

まるで、天皇陛下ご来場のような騒ぎ。

ファンの中には、姿を見て、泣いている人もいて、まさに野球界の神様ですね。

自社新聞では、号外まで出していた。

翌月曜には、日テレ(自社)でこの来場の密着ドキュメント番組までしていたし・・・・。

これには、「視聴率取る為には、ここまでやるんかい!」
と少し憤りを感じたんだけど、考えると

長嶋さんにとっては、”いいこと”かもとも思っちゃった。

だってやっぱ、長嶋さんは、スターじゃないですか。

人に見られてなんぼというか、それがモチベーションかなと。

おそらく普通の人の感覚ではないと思うんです。

例えば、芸能人の顔がなんで、あんなに小さいかと言えば

勿論、生まれつきや、整形もありのでしょうが
一番の原因は、人に見られているというか緊張感が大きいと言いますからね。

長嶋さんもある意味、その部類に入る人じゃないですか?

長男の一茂さんだって、
「多くの人に見られて、右手が動くかもしれない」と期待をしたとも言っていますもん。

勿論、体力的な問題もありますが、ミスターには、この先、どんどん球場に
来ていただきたいですね。

リハビリの場として活用してほしいですね。

球場をリハビリの場所にできるのは、日本広しと言え、
長嶋さんだけでしょう。

追伸
昨日、コメント頂いた「私流」さん。
    システム上、返信できないので、よかったら、icc68189@nifty.ne.jpまで
    メールください。
    これは僕なりの意見が言えると思います。

若貴問題2

昨日、お兄ちゃんが財産放棄をしたそうです。

これって、ビッグニュースらしく、夕方TVのトップでやってました。

日本って平和ですね。

そういや、日曜の納骨式でお兄ちゃんが喋っていた後ろで、仕切っていた人は、
僕の大学時代の先輩。

確か?2コ上の先輩で、大学卒業後は芸能プロに入り、その後独立して
現在マネジメント会社を経営している。

おそらく、お兄ちゃんのブレーンの1人であることは間違いないし
財産放棄の話も無関係ではないだろう。

ただ、最初から財産放棄するのなら、既に騒動前に放棄しているでしょう。

しかし、ここまで大騒動となれば、芸能活動を行う上で、
マイナスだと判断したのでしょう。
この引き際は・・・・。

だってスポンサーは引きますもん。この喧嘩は?

しかし幸せそうに見えた、花田家も裏では、色々あったんですね。

よく喋る、貴も、写真週刊誌に記載されている写真を見る限り、
なんというか、芸能人というか、なんというか・・・・・。

奥さんもそう。サングラスして、喪に服しているようには絶対に見えなかった。

ただ、もううんざりだ。
なくなった二子山親方も「静かにしてくれ」と思っているだろう。




セカンドキャリア

先日、NHKでJリーグのセカンドキャリアについての
特集を行ってた。
人それぞれ。

解雇されても、まだプロサッカーに固執する人。

引退後は、さっぱりサッカーとは違う仕事を選択した人。

Jりーグの組織に属して、サッカー関連の仕事をしている人。


すごく興味深く見させてもらった。

境遇とすれば、僕が居たプロ野球界とまったく同じ。

ただ、ひとつ違うこと。

それは、Jリーグ自体が「引退後の選選手」の支援を
積極的に行っていること。

組織の中に、セカンドキャリア支援室(確か)という部署を設けている。

これは選手にとっては心強い。
おかしい話だけど、心のケアまで行うそう。

この利益にならない業務について、重きをおいている
Jリーグには敬意を表する。

プロ野球界にはそのような組織はない。
選手会という団体はあるけど、そのような救済組織ではない。

あくまで第一線の選手のための組織としての色合いが強い。

最近はその力を高めており、いい意味でも球団側と対等に
話せるところまできたと思う。

それはそれでいい思う。

Jと野球界とは全てが違う。

契約金も違うし、年俸も違う。選手寿命も違うだろう。

しかし、長いスパンでのビジョンはJのほうが上でしょう。

僕だって、38歳になって朝の通勤電車に乗りたくない。

これだけ、現役と引退後の境遇が違うとは、正直
予想はしていたが、思わなかった。

だからこそ、僕がやりたい仕事とは、プロ野球選手も
入団した時から、ライフプランをしっかり設計させること。

引退後も、あせることなく、セカンドライフに入れること。
お金や、スキルに困らないこと。

要は、自分の身は、自分で守るということ。
それには、少ないないお金を払っても
チームとして自分を高めていくことだと思う。

普通の会社は、顧問弁護士や会計士は存在する。
選手だってひとつの会社。

その意識がこれから必要でしょう。

その為にも、今日も僕は通勤電車で乗る。

松坂発言を探る

昨日、松坂が切れたらしい。

野手陣の不甲斐なさをコメント。

よっぽど頭にきたのだろう。
これまで、人を批判したことなど一度もなかったからね。

僕が見る限り、今年の西武の守備はひどい。
目に見えないエラーを含めると、相当だ。

確かに若い選手が多く、発展途上かもしれない。
ただ、その姿勢に問題ありかも。

松坂が言わんとすることは
「打撃練習もいいが、守備もしっかりしてくれ」だろう。

エラーがどれだけ、大きいのかわかっていない。
しかも、その責任を感じていない。

自分のエラーが原因でチームが敗けても、その日にホームランやヒットを
打てば、「まぁ、いいや」という風潮があるのだろう。
これじゃ、投手はたまらない。

メディアに取り上げられるのは華やかな打撃ばかり。
当人も守備の重要性がわかっていない。

投手からすれば、首位打者とっても、守備がわるけりゃ
4打数6安打打っても、割が合わない。



実は野球は、投手は1人。野手は8人。
投手は孤独なんですよ。

僕は、現役の時に、0-1で敗北した。
(一生に一度あるかの好投だった)

かなり落ち込んでいたが、帰りのバスの中
野手は
「今日はタコった」なんて笑いながら話していたのを憶えている。
こっちは、
「てめえあら打てよ」なんて思っていてもいえないし・・・・

所詮、1人なんだと思ったもんね。

野手はエラーしても、打率は減らない。目立たない。

今年の西武は、特に守備の意識が薄いように思う。

昔の西武は、そつのないチームだったはず。
目に見えないプレーを重視していた。

伊東監督が
「それをおぎなってこそ、エース」とコメントしていたが
9敗もすりゃ、怒るのも当然。

なんせ防御率が2.36だからね。

猛暑

今日も暑くなりそう。

通勤電車は、朝から満杯。乗ってるだけでサウナ状態だった。

これでスーツは痛い。

さて、四国では独立アイランドリーグが始まっている。
確か、4月からだったかな。

石毛さんが主宰して行っているいわゆる「日本初 独立リーグ」なんだが
どうなんだろう?
いい具合なのかな?

初めて行う事業だから、最初からうまくいくわけない。

ただ、社会人の野球チームが減る中、野球がやれる環境を作ってくれている
ことを考えれば、是非とも応援しなければならない。

採算がとれなければ、地元自治体からの補助や
プロ12球団が、補助金を捻出することもいいかも。

だって
この中でいい選手は、プロに進む訳だから、
育成機関として考えてもいいはず。

石毛さんは、住居を四国に移したそうです。
本気なんでしょう。

頑張ってほしい。

2000本安打

広島の野村さんが、2000本安打を達成した。

本当に「おめでとうございます」。

大卒での達成。価値ある記録だと思います。

僕は、二年間、ご一緒させて頂いた。

ノムさんが、年が一つ上だったが、その存在感はカープでは絶大だった。

個人的には、ノムさんとは大学が親戚関係(どんな関係?)だったので
色々とお世話になった。

試合前のミーティングでは、ノムさんにコーヒーを作る係りだった

当時、私は30歳。かなり年齢の高い、付き人だ。

野球に対しては、技術うんぬんよりも、精神的なものが
大きい人だと思う。

駒沢の色が大きく反映している。

だから、乗っている時と、そうでない時の差が激しかった。

球団も将来の幹部候補生として、VIP待遇。
おそらく、浩二さんの次の監督だろう。

雨の季節

野球選手は、この時期、意外と好きなんです。

梅雨時で、コンディションを整えるのが難しいのですが。

でも「雨」で試合が中止になるのが嬉しくて!

どうせ、後日、試合を行う訳ですから同じなんですけども、何故か嬉しい!

プレッシャーからの逃避かも。でも嬉しい!

朝、起きて、カーテン開けたら、大雨なんてだったら
「まさに、お喜び」! 


ただ今は、ドームが主流なので、雨が降っても中止になることも少なくなりましたが・・・。(うーん残念)

ですから、選手は天気予報にはうるさい。

前日は、必ずチェックしますし、どの予報士が当たる確率が高いとかなんとか。

当日、ゲームが出来るかどうか、連盟と営業(球団)がアメダスで決めます。

だから屋外球場でも、人工芝であれば、今、大雨が降っていても、雲の流れで
6時には上がるなんての予想が可能なんです。

仮に、対戦相手が、巨人なんてだったら大変!

放映権や既に売れたチケットを考えて、営業は意地でも行いたい。
反対に現場は「ケガするやんか!」なんだけど。

広島なんて、試合成立の5回まで、どんなに大雨降っていてもやっていたモン。

相手(特に巨人)からはヒンシュクものでしたよ。

そして、5回が終了したら、
ベンチの裏で、営業と責任者が握手していたからね。

選手は泥沼の中、足をとられて、ケガ寸前なのに・・・

経営も理解するが、これでは、優勝なんて無理だし。

まぁ、カープの場合、優勝されたら困るらしいのですが。
(当時なんで、今はわかりませんが)