とらわれた天使の歌声 -15ページ目

ゼノ話 その3


とらわれた天使の歌声


EP4についての続きはちょいとまとめてみる必要があるんで後日。


昔、日記と称して様々なゼノに関する勝手な妄想をあれこれ書きちらしていたのですが、それもいつしか霧散し、原稿も手元にはほとんど残っていません。ゼノ話書くときは日記の体裁を超越しちゃって毎回1000文字オーバーで濃い話書いてましたけど、いまはもうなにをかいたんやらでまったくもってもったいない話です。


そんな中でごく一部の文章が見つかったんで日記書いてる時間がないときなどにぼちぼちとUPしよかと思います。


今回はその第一弾。


ゲーム機起動後すぐにボタンをおしちゃうと決して見ることのできないOPムービーについてのあれやこれやのお話。←いや、これはマチガイ。ボタン押してもムービーは始まるのですけど。

まず始めに理解しておかねばならないのはいったいどんな状況であのムービーは始まっているのかということです。

実際あのオープニングがどんな状況であったのかというと、PWの記述をみるとミクタム04β移民惑星の衛星軌道上にある工業衛星内において恒星間戦略統合兵器として開発されたシステムデウスの起動実験中(デウス本体とその制御システムの核となる生体電脳カドモニにエネルギー供給源としてゾハルを連結し、実稼動させる実験)謎の暴走事故が発生、デウスは周辺の惑星やコロニーへ侵攻開始するも、多大な犠牲をはらいながらシステムを強制停止、この暴走原因究明のため各コアごとに分解し、エルドリッジに搭載、他惑星へと移送中であったということになりますね。

さらにここで注意しなければならないのは

1、すでにエルドリッジ搭載前に(おそらくは起動実験中に)降臨した「波動存在」をゾハルは取り込んでいる。波動存在の「とりこまれ場所」がゾハルであるというのは重要かもです。

2、そしてこの衛星での実験中に偶然居合わせたアベルは波動存在をとりこんだゾハルと接触している(もっともその後、アベルが何故エルドリッジに搭乗したのかは不明ですが普通に考えたら家族が上位の軍関係者だったのかもとかですかね)

ということなのですが、これはまた別の考え方もあるかなと思います。 上記2点のエピソードがいづれもデウスがエルドリッジに搭載される前に発生しているという見方ではなく、上記2点のエピソードはデウスをエルドリッジで輸送中に、なんらかの理由で発生したエピソードであり、「その結果」としてデウスが再起動を始めたという見方もアリかなと自分は思いますね。

 何故そう思うのかといいますと最初の起動実験中での暴走で、デウスは周辺惑星やコロニーへとまあ、言ってみれば無差別に侵攻開始しているのに対し、ムービー中では明らかにロストエルサレムという明確な侵攻目的地を設定しているからなのですが・・さて、はたしてこれはどうなんでしょう。

あと、ムービー中のアベルがゾハルに組み込まれたカドモニ内の主素子ペルソナを見つめるシーンがムービー中に挿入されている意味合いを考えるにしても自分的にはこっちかななんて思ったりしますが・・

まあ、いずれにせよそういった大前提をふまえまして実際のムービー中に発生している出来事をオペレーターたちの台詞をもとにあらためて簡単にわかりやすく理解していくことにします。



エマージェンシーコール、レベル1(最上級です)発令。

オメガ1(分解輸送中のシステムデウスの中核となる生体兵器デウス→戦闘ユニット部分→ミジンコ:笑)、再起動しています!

アルパ1(デウスを制御統制する生体電脳カドモニの主素子ペルソナの)構成ゲノム、再構成始めました。

エクソン置換確認!(カドモニがデウスを統括するモードへ移行するために主素子ペルソナがデウスを統御するモードに再構成し、変化したということですね)

塩基列コード、8億5000…12億! 凄まじいスピードです!!(デウスが急速に蛋白質合成して完成体へと変化している様子ですね)

※これを見るに、デウスの戦闘ユニット部ってのは元は移送などに適したコンパクトな形態で、起動すればその目的用途に応じて様々な形態に変化可能な兵器であるのかなと思います。ゲーム本編ではその形態形成に必要な生体部品をすべて失ってしまいましたので復活に長い時間を必要としましたがこの時点では十分に「材料」を備えているのでしょう。

アルパ1(カドモニ)から中央電脳『ラジエル』(エルドリッジのメインコンピュータ)へアクセス確認!

※いよいよデウスがエルドリッジを乗っ取りにかかりました。

フェイクネット展開…、回避! 緊急防壁、遮蔽実行…拒絶されました!  (アルパ1がラジエルに張り巡らされたファイアウォールをくぐり抜けてハッキング中)

広範囲(ラジエルの)に渡ってパラダイム汚染(システム書き換え)進行中・・・艦長!

手動でケーブルを切断しろ!

※こりゃ自分たちもよくやる(最近のは優秀ですからあまりやりませんが)パソコンの 「電源コード抜き:笑」みたいなもんでしょう。

了解! 爆発ボルト使用します。…爆発ボルト、パージ(切り離し)確認!・・・駄目です!効果ありません!

※無理やりの回路切断をデウスは電圧をあげてクリア。 依然ハッキング進行中。

オメガ1! 尚も侵攻中!止まりません!

火器管制98%占拠!

※エルドリッジの兵装などの外部システムをハッキング(というよりも融合支配←エルドリッジ本体と融合して取り込んでいるってなイメージなのかな)しているのはオメガ1(デウス)で、実際にそれを指揮コントロールしているのはアルパ1(カドモニ)なのでしょう。

自立航行システム『ファウスト』へ高速言語(コンピュータ言語)にて干渉! 

位相空間ロジック書き換えられています!

※アルパ1(カドモニ)はここでとうとうエルドリッジの「行き先」を強制的に変更させにかかります。 

エルゴ領域拡大、炉心内に内部地平面形成! 

空間転移モードにシフトします!

※エルドリッジを目的地へワープさせる準備が進行中ですね

アルパ1(カドモニ)から転移座標コード発信を確認! 

座標入力されました。NZ182、EZ061…本星です!!

※「本星」とはいわずもがな、ロストエルサレムですね。ここで注意したいのはロストエルサレムへ座標指定したのはオメガ1ではなくアルパ1であるということ。 

アルパ1=カドモニが組み込まれたゾハル←こいつには波動存在が取り込まれている・・はたしてロストエルサレムへ向かおうとしたのは波動存在の意志なのでしょうか。それともシステムデウスの意志なのでしょうか・・ 

奴め…この(状態の)まま(ロストエルサレムへ)侵攻するつもりか・・

機関室! 非常制動プラグを強制注入しろ!! …機関室!!

※艦長はエルドリッジを強制停止させようと試みますが機関室はデウスによって制圧されているわけで・・万事休す

しかし機関室内でうにょうにょしているアレはなんなんでしょう(後に勢いあまって艦外に飛び出したりしてますが)

さきほどいいましたようにエルドリッジと融合したデウスの一部なのか、もしくはアレはマニュピュレーターで、エルドリッジの艦内システムをハッキングし、支配したデウスによって操作されているのか・・いったいなんなんでしょう。

はてさて、ここで巨大モニターに映し出されるあの言葉。

You shall be as Gods

汝ら神の如くなりん

ギアスでは複数形ですがサーガでは単数形。 これに違いがあるのかというとどうもそうではないようですね。 神に関しては複数形でも単一神をあらわす表現があるそうですし。 ニサンの片翼の天使がギアスにおける「神の具現」であるとしたらGodsという複数形ってのはまさに「ふさわしい」のかなとも思ったりします。でもここまで「狙って」いたとしたら相当なもんですよ、いやホンマ(苦笑)

ちなみにこの言葉の出自はなにかといいますと確か旧約聖書の創世記、アダムとイブのイブをそそのかした蛇の言葉だったと思います。

何故に「この言葉」だったのか・・ということを考えるとなんか非常にシニカルでもあり・・うーん・・なかなか深いですねえ。 まあ、実質上デウスの勝利宣言みたいなものだったのかもしれません。

そして万策つきたイノウエ・シゲヨシ艦長はエルドリッジ船体を爆破し、艦体ごとデウスを分解分離、付近の惑星の重力によってユニットを大気圏突入させてその熱によって消滅させるという最終手段にでますが、デウスはしぶとく生き残ります(しかし不思議なのはこの爆破回線はデウスによってハッキングされていなかったんですよねえ)

その際ゾハルより生体電脳カドモニは分離、それぞれが別々の場所へと不時着しますが、おそらくはこれによって波動存在は接触者たるフェイに解放されるまでなんら直接の関与をはたすことができなくなったのだと思います。 ですから以降はデウスに本来的にそなわった自己修復プログラム(SYSTEM-HAWWA)が稼動しているわけですね。

ただ、そうなる前に波動存在はイロイロと画策はしたわけで・・結果としてオリジナルミァンは12体のアニムス原体を生み出した後、ミァンとエレハイムに分化するという、本来的にはシステムデウスにプログラムされていないであろうイレギュラーを発生させるわけです。

まったくもってしたたかなヤツですな(笑)