背骨コンディショニング スペシャリスト／作業療法士の鈴木諒です。
足の不調は腰の歪みと坐骨神経に注目しよう！
「昔から冷え性」
「足がむくみやすい」
そんな悩みを抱えている方って多いですよね。
そしてそれを
・生まれつき
・体質のせい
などと半ば諦めてしまい、もんだり温めたりという対処だけでその場しのぎの対応になっていることが多いようです。
実はこれらの不調も
運動で改善できます
そもそも、冷えたりむくんだりすると「血流が悪いから」「リンパの流れが悪いから」と考える方は多いと思います。
ではもっと掘り下げて
なぜ血流やリンパの流れが悪くなるのか？
足の不調で特に注目したいのは坐骨神経です。
坐骨神経は仙骨や腰椎から出てお尻や太もも、ふくらはぎなどを通り足先までつながっています。
そして、この神経の通り道である筋肉の働きや血流・リンパの流れなどと関わっています。
この坐骨神経の伝導異常（神経の流れに異常）が起きると、筋肉のこわばりだけでなく血流やリンパの流れも悪くなり、冷えやむくみにもつながります。
もんだり温めたりすると一時的には良くなるので楽になる感じはするかもしれませんが、
あくまで一時的です。
根本的には背骨の歪みを整えて坐骨神経の流れを良くすることが必要です。
しびれについても同様で、脳梗塞などの明らかな原因が無ければ坐骨神経の伝導異常により起こると考えられます。
ではなぜ坐骨神経の伝導異常が起きるのか？それは坐骨神経の出所である
仙骨や腰椎の歪みが原因です
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ここは同じシリーズの「腰痛編」や「膝痛編」とも重なる内容ですので、そちらの記事も参考にしてみてください。
▶参考記事⇒「不調改善シリーズ ～腰痛編～」
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そしてこれらの一番の原因は
筋力不足！
特に大殿筋（お尻の筋力）が弱いことで仙骨から歪んでしまいます。
根本的にはこの大殿筋を鍛えることが必須です。
私たちの身体は、日常生活の中でさまざまな負荷がかかります。
その影響で気づかないうちに背骨は少しずつ歪んで神経が引っ張られ、関節も硬くなります。
筋肉も鍛えなければ退化する一方です。
そして、特別な病気は無いのに痺れや冷え、むくみといった不調に悩まされている方も多いです。
これらの不調は明らかな病気による影響がなければ運動で改善します。
諦めなくて大丈夫です。
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ここからはオススメの体操や筋トレを動画でご紹介しますので、ぜひ一つからでも試してみてくださいね。
※ご自身の責任の範囲で、必ず痛みがなく無理のない範囲でおこなってください。
【体操・ストレッチ】
▶足まわし
▶上体たおし
▶仙骨ユサユサ（仙骨のセルフ矯正）
▶坐骨神経ストレッチ
そして大事な大事な筋トレ！
今回は定番のバックキックに加えて、坐骨神経のストレッチ・ふくらはぎの筋肉を鍛える方法をご紹介します。
【筋トレ】
▶バックキック（大殿筋を鍛える）
▶ドンキーカーフレイズ（坐骨神経・ふくらはぎを刺激）：背骨コンディショニング協会の公式動画です
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