こんにちは、缶三郎です。
4月の活動報告です。
4月、新年度。
仕事の方は新たな人たちとの関わりが多く、気を揉む日々でした。
心機一転、新たなことに挑戦だ!なんていう気概が生じる隙がないほどにヘトヘトでした。
そんなわけで制作作業の方ですが、
外注している絵の方は素晴らしいキャラクターデザインがあがってホクホクです。
つんもWEBに、背景にと頑張ってくれています。
ですがシナリオ執筆の方は全然進んでおりません。やばいです。
生き方見直した方がいいんじゃね?とか30にして思います。
でも頭の中にはあるんです!
僕の頭の中にはとっても面白い「サマーバケーション」があるんですよ!
それをそのまま取り出してくりゃいいだろうが、という話なんですが、
それができないんからこの野郎、アホと思うわけです。
想起された観念と言語との間に架かる橋が僕の頭の中にはないもんで、
少し少し、彼岸から泳ぎ渡るようにしてことばがやってくるもので、
いっこうにお話が書けない。進まない。
とりあえずでもいいから、と旧版サマーバケーションのシナリオのごとく
川を渡った此岸で話を適当にでっち上げで書くこともできるんですけど、
僕の貧弱な言語野ではヘボヘボなものしかできないんですよね。
つまり何が言いたいかというと、
やっぱり生き方見直した方がいいんじゃないの?
ということです。
来世に期待しますか。
でも徳が低いので、次も大した人ではないでしょうね。
というか人に生まれ変われるんですかね。
果たして来世では何に生まれてくるのでしょうか。
なんて人知で考えていても埒が明かないので、
今生をよく生きるべく、一にも二にも勉強していくしかないです。
ちなみに僕は根暗野郎なんで後悔が宿命みたいなところがあるんですけど、
歴々の数ある後悔の中でも、高畑監督の『かぐや姫の物語』を劇場で観なかったことは
かなり後悔度の高いことの一つです。
なぜ……
予告編見てたはずなのに、どうして当時の僕は観ようと思わなかったのか。
どこをとって見たって凄まじいのに。
あんがい自分も見る目がないのだなと痛感します。
かぐや姫の物語はかなり後になって観ましたけど、こんなに凄い作品はないです。
観終わった後はずっと放心してました。
心奪われるほどの物語とはこういうものなのだと知りました。
今月、高畑監督の訃報を聞いて、また観直したんですが、
やっぱりとてつもない。
物語の力を改めて強く感じました。
そんな4月でした。
※画像は舞台となる海です。つん加工です。