U-NEXTで視聴した映画の感想です
☆あらすじ&解説☆
「陳情令」のサブキャラクターに焦点を当てたスピンオフ映画第1弾。“鬼将軍”こと温寧(ウェン・ニン)を主人公に、彼が巻き込まれた奇怪な事件の顛末を綴る。
扶風城の町にやって来た“鬼将軍”こと温寧。かつて不夜城と呼ばれるほどにぎわっていたこの町は、なぜかすっかり荒れ果てていた。聞けば、夜に明かりをともすと悪鬼に襲われてしまうため、人々は日が暮れると真っ暗な家に閉じこもるようになったという。その夜、温寧が火をともして悪鬼を待ち構えていると、同じく妖気を追ってきた藍思追が現われる。2人は、扶風城を襲った異変の真相をつかむべく調査を開始するのだが……。
(WOWOWより)
2019年の中国映画。
原題:陳情令之生魂
本作は2019年の大ヒット中国ドラマ『陳情令』のスピンオフ作品です。
本編の感想はこちら
スピンオフがあることは知っていたのですが、以前WOWOWで放送されていた時には本編の視聴が間に合っていなくて見逃してしまいました
いつか観たいと思っていたところ、U-NEXTで配信されているのを見つけたので早速視聴しました
本作は『陳情令』の主要キャラクターのひとりである温寧が主役の映画となっています
本編の最後で魏無羨と別れた温寧は独り立ちして旅を続けていたようです。
具体的に何年後の話かは分かりませんが…。
扶風城という荒廃した町を訪れたとき、悪鬼の噂を耳にした温寧は悪鬼をおびき寄せることに。
そこに現れたのは、藍思追
再開を果たした温寧と藍思追は共に悪鬼の謎を追うのでした。
鬼将軍こと温寧と藍思追(阿苑)といえばともにかつて滅ぼされた岐山温氏の唯一生き残りの2人。
温寧は傀儡なので、厳密にいえば一度死んだ身ではあるのですが…。
魏無羨と出会ったばかりの阿苑はこんなに可愛らしくて
その後は姑蘇藍氏のもとで藍思追として育てられたのでした。
そんなこんなで本作はいろいろあった本編後のお話。
奇怪な事件の謎解きなどは『陳情令』のテイストが出ていて良かったですが、オチはまぁ予想の範疇でした。
ともあれ以前なら魏無羨が主導していたであろう部分を本作では温寧が担っていて、成長したんだな~と感じました
そして温寧の中で魏無羨は変わらず大きな存在であり続けるんだなぁと改めて思いました。
思追は相変わらず良い子で可愛かったです
温寧は思追に“おじさん”ではなく“先輩”と呼ばせたいようです
なお、本編未視聴でも話は追えますが、ところどころ意味不明な部分もあるかと思いますので映画単体で観るよりかは『陳情令』を先に視聴することをお勧めします。
温寧も思追も大好きなキャラクターなので陳情令ファンとしては彼らにスポットを当ててくれて嬉しかったです。
『生魂』のエンディング曲は温寧のキャラクターソング「赤子」
温寧役の于斌(ユー・ビン)さんが歌っています
映画ではなく『陳情令』本編の映像です。
この映像を改めて見ても、温寧の人生の過酷さに胸が痛みますね…。
どうかこの先は彼にとって幸せなことしか起こりませんようにと願ってやみません