コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話- | idiのブログ

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主観戯言ブログ。映画ネタバレ有。




週末続けてLive三昧で
映画行くのもめんどいなーと思ってたら
夫さん送別会で不在日あるとな!
平日夜のひとり時間はなんだか特別感増♡

内容よりちょっとこの
サマンサみたいな女性が気になる(笑)
アゴ揺らしてチロリロリン♪ってやれば
何でもお望み通りでしょ?w



“実話を基にしたパワフルな物語”で
ジャンルはスリラーなの??
上手く魔法が使えないのか渋い顔だけどw
一見ポップなパンフなのも気になる〜



中絶が違法だった時代のアメリカで
女性の選択の権利を勝ち取るために
名もなきヒロインたちが立ち上がる!
というお話

なかなかヘビーなテーマではあるけど
パンフのイメージ通り
比較的ポップに描かれてて観やすかった

ちょいちょい寝てたけどw



この主人公サマンサ…もとい(笑)ジョイが
自身の命に関わる病気を治療するために
中絶を希望するところから始まる

法で認められてないし
特例も却下される
夫も理解があるのかないんだかで頼れない

たまたま出会った“ジェーン”で望みを叶え
他にも同じように悩める女性の存在を知り
一介の主婦が大活躍しちゃうのさ


ホントに?
え、いいの??
という展開になってくんだけど
実話なんだよね?

それくらいのことやってのけないと
改革なんてものは出来ないのかもなー
それにしても…だったけど(苦笑)



いろんな問題に拠る望まない妊娠をして
無責任に産んで不幸な子どもを増やすより
そういう選択がマシな場合も実際あるよね
産んで終わりじゃないんだもの

だからって仕方がないとは思わないから
自分は良いも悪いもわからない
ただ本人以外に不利益を及ぼさなければ
何事も選択の自由はあった方が良い、
とは思ってて

そういう意味ではあたしは必要派なのかな

胎児にとって不利益かどうか

人権ある者としてみなすかどうか

ってところでたいがい宗教的概念だったり

個々の価値観だったりで二分されるよね



認められる権利としてあっても
当事者の同意だけで出来ないのが疑問
相手の同意なんか、要る?
少なくとも必要不可欠!ではないと思うの

一概には言えない部分もあるのはわかる
でも妊娠するのは女性側だけ
自分の身体のことを
自分で決められないなんておかしいよ

もし男性だけが妊娠する身体だったら?
どちらも妊娠出来るとかだったら?
そんな制約作ったのか?と考えちゃう

そういうとこでも女性軽視の実情が
これでもか!と見えてくるのが萎える

ジョイも異例の中絶を協議する責任者が
男ばかりだったから
あっさり拒否されたわけでしょ
しかもジョイの意見なーんも聞かずによ?

自分の事として考えられない男連中に
妊娠出産の何がわかるのかっつーの
黙っとれ!




作中では性被害だったり貧困だったり
中絶が違法な時代でも望む女性が多くて
でも認められていないから
アングラで処置してもらうしかない

ソレはソレで恐怖だし
お金がなくてソレさえ出来ない人もいる
やっぱり法で認められるべき権利だ!

だからってさー
かぼちゃじゃないんだからさ…って展開が
やっぱり信じられなかったわ


まぁ、バレて
裁判になって
勝利!という史実なわけだけど



感動の実話‼って
パンフの裏にでかでかと書いてあった

あのプロセス観て感動しろってか!?
ソレがスリラーだったのかもしれないw