idiのブログ

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主観戯言ブログ。映画ネタバレ有。




ホントはコレ観るつもりでいたんだけど
真っ昼間しか上映なくてさー

夫さん不在だし
暇だし
予定してなかったコッチを観てみることに

テンション真逆に振り切らないと(笑)





田舎町で育ったある青年の成長記録
ってお話

幼い頃は何の疑いもなく
「お母さん大好き〜!」なのに
思春期になると反発する子もいるわな

成人して視野も広がり経験重ねるうちに
親の子を想う気持ちに気付けたら
関係性も良くなっていくってもんよ

生まれてから…スマホ持ってたから
30歳くらいまで?を断片的に
ドキュメンタリーチックに描いてて
淡々としてるんだけど


眠くなることなく
完全にお母さん目線で観てた(笑)
手を焼いた時期もあったけど

息子が自らの意思で歩み寄ってくれるまで

立派(?w)に育って良かったね♪


両親が聴覚障がいって設定で
その子どものことをコーダというらしく
ソレで悩ましい経験をした子が
どんな風に成長していくか、
っていうのが本筋だったわけだけど
っていうか、ウリ?

あたし的には両親の障がいより
モンモン入った祖父の方が悩ましいかなw

主人公の大ちゃんはコーダだから
こんな経験をしてこんな風に成長したよ!
っていうのは一例って感じで
だから感動する!みたいには思わなかった

とはいえ手話で語るシーンが多いわけで
きれいだな〜と思ったよ

お父さんもお母さんも
他のろう者役の人たちも
本当に聴覚障がいの方なんだそう
手話にも人柄が出るんだなーって

わからなくても感じたのおもしろかった!

あたし世代で手話といえば
『愛してると言ってくれ』だよねっ!
まだあたしも若かったし?
ちゃーんとキュンキュンしたな〜(笑)



時代設定がたぶんあたしと同世代で
なつかしー!みたいなのもあってさ

小学生男子の半ズボンが
今でいうホットパンツ丈だとか(笑)
学校帰ったらファミコンで
カセットふぅ〜してマリオやったやった!

大人も子どもも
偏見に満ちた言動描画も含め
昭和だわ〜と思った
あんな時代に生きてたんだなー
なんか、不思議


吉沢亮くんったら
中学生役までこなしちゃうの!
制服姿に無理を感じなかったのスゴい
ちゃんとマイキーじゃなかった(笑)

幼児、少年期の子役たちも
吉沢くん似で可愛くて
よく見つけてきたな!と感心


お父さん役の今井彰人さんのこと
ずっと篠原篤さんだと思ってて(笑)
クレジットに名前なくて、え?ってw

このお父さんが身も心もデーンとしてて
イイ味出してたのよ
父息子の長回しふたりシーンなんて
スゴく良かった〜!


こんなお母さんいる?ってくらい

お母さん像が良い人過ぎて

そこにリアリティは感じなかったけれど

衣装やメイクの効果もあってか

出産からおそらく50代まで演じきったのは
素晴らしかったし
終始笑顔のお母さんでも
ショックを受けたときのあの表情は
そのギャップもあってこっちも凍ったw


あと、調べても出てこないんだけど…
ワンシーンだけ出てた
感じ悪い作家役?の人って
特殊メイクしてたぽいけど
アノ声アノ喋りって、アノ人じゃないの?

ちょ、マテよ?
ただのそっくりさんだったとか???
めちゃくちゃ気になるー!



殺戮する選挙を観る気マンマンだったのが
ぬくーい気持ちになれた
フライデーナイトでございました

選挙…もういいかなw