少し道草(年間300冊の読書にチャレンジ!)
今年生まれて初めて「初釜」を経験しました。場所はマンション近くで裏千家の先生のご自宅です。私の友人がお茶を学びに通っていて「初釜」に誘われたものです。住宅地にあり普通の住居なのですが、茶室が二つとお庭も素晴らしい風情でした。 さて今日は私が緑内障で視力が極端に悪化してからの、ここ二年ばかりの読書(但し、オーディブルによる聞く読書)三昧について紹介させて頂きたいと思います。これ以上目に負荷をかけたくないので、現在は99%以上目で読むことをあえて避けています。月間1500円のコストで、アマゾン・オーディブルのお陰でこれまでにないほどの読書量で、インプット、アウトプットの情報量は過去のどの時期より多くなっています。 昨夜から聞き始めたのは「いつも調子がいい人の、動かす習慣・休める習慣」鈴木知世著、全体で7時間のうち,2時間半を聞き終えました。東洋医学による健康な体の維持法について書かれていて、私には大変参考になりそうな一冊です。昨日は「日本人の真価」藤原正彦著(全体8時間)の近著で文春に巻頭言を書き始めた以降の同氏の歯に衣を着せぬ一冊で大変興味深いものです。また、一昨日は「専門医が教える肝臓から脂肪を落とす食事術・予約の取れないスマート外来のメソッド(特典付き)」緒方哲著 全体5時間半で角川からベストセラーとして出版されたものを、ご本人が若年性白内障で一時失明した経験があることから、眼の見えない人のためにオーディブルとして再出版、特典として読者の質問に本人が自分の言葉で回答するオーディブルの特典付きです。私にとっては至極参考になる一冊でした。その前の日は「大河の一滴」五木寛之著、7時間、更に前の日は同氏による「養生の実技」4時間半、その前の日は「最強の勉強法」星友敬(スタンフォード大学OHS校長)著、などなどです。 ジャンルも倉本聰の近著「脚本力」、乾くるみ著「セカンドラブ」、半沢直樹著「俺たちバブル入行組」等比較的軽い読み物から、オードリー・タン著「自由への手紙」等海外の著名書籍の翻訳、「源氏物語」や「平家物語」等日本の古典、各種哲学書、ウクライナ、中国などに関する話題本と限りはありません。また、アイフォンにそれらの著書はダウンロード済みですので、必要とあればいつでも、どこでも聞き返すことができます。勿論面白くない本は途中で聴取をやめ、消去することもできます。 視力を大きく失ったことから生活面での限界はどうすることもできません。特に階段や夜の行動は制限されます。また、道路交通法を無視する自転車運転には大きなリスクを抱えており、私のような社会的な弱者への更なる配慮をお願いしたいものです。日々是好日。