写真はあざみ野駅前の駐車場に隣接する84段(14×6)の階段。駐車場と階段の間にこの地域の土地所有者の自宅がある。階段の上には広大な運動場(看板には将来公立学校の建設予定地とある)は地域の草野球チームが本日も練習中でした。
私は視力に問題があり、基本的に新聞や本は極力読まず、アマゾン・オーディブルを活用して必要な情報は耳からインプットしていると以前にも何度か書きました。ところが「運動脳」アンディッシュ・ハンソン著はとても刺激的で、視力に悪影響がないように少しずつ読み進めてきました。運動が脳に良い刺激を与え、年老いても新しい脳細胞ができ、既存の脳細胞を活性化するとあります。運動のなかでも有酸素運動が筋力を鍛えるより海馬の活性化になるとのことです。有酸素運動の中でも歩くより、適度に走ることが良いらしいです。これは無理のない心拍の上昇が肝とのことです。そこで私はこの84段の階段を週末に駆け上る(心拍数上昇に必要な程度まで)ことを検討しています。勿論ジムでの筋トレも続けます。筋トレは「シナップス回路を活性化する効用があり記憶力向上にも役立つ」とのことです。
話はがらっと変わりますが、昨夜はオーディブルで「22世紀の民主主義」成田悠輔著を聞きました。成田悠輔氏は1986年生まれ(現在36歳)で、米国MITで学び、経済学者、起業家で論客でもあります。資本主義、民主主義国について論じ、ここ20年についてみると、民主主義国家は経済成長が低迷し、コロナの初期には苦しみ、また民主国家の民主主義の「劣化」が進んだとの分析を示しています。同氏は本来データ・サイエンスの立場から、次の世紀には選挙において電子投票が進むことから、民主主義の在り方に大きな変化が見られると予見しています。そして、米国では次の大統領選挙ではZ世代の民意が民主党に有利になると考えています。一方高齢化が進む日本ではZ世代の人口比率は米国の半分ほどで、日本のZ世代が支持する政党は高齢世代と同じく保守的であるとしています。なかなかの論客で興味深く聞きました。日々是好日。