スカイツリー限定なのかしら?

おみやげでいただきました。


それはいいんですが、職場で話題になったんです

これはヒョウ?それともキリン?

3対2でヒョウだったんですが、スマホで調べたところヒョウが正しかったです。


で、家でその話をしてどっちに見える?と聞いたところ...。


答えが


エレキング!


そうくるかっ!ってかんじでした 

なんともおバカな話でした

翌朝、久遠はキョーコを迎えにきた。

昨日の気まずさをなんとかしようと朝早くからやってきた。キョーコが本気で怒っていたのも恥ずかしさが半分なのもわかっている。プリプリと怒った様もカワイイがこのまま口をきいてもらえないのも堪える。


呼び鈴を押すとジュリ(アン)が顔を出した。

「おはようございます。今日は俺がキョーコを送っていきます。」

「おはよう。」

ジュリはニタリと訳知り顔で挨拶をかえした。その表情にキョーコがどこまで話したのか久遠は不安になる。キョーコを泣かせたら大変なことになるのはわかっている。なんといってもあのボスの知り合いだ。一癖も二癖もある。でも、泣かせてはいないはず...。


「ええっと...。何か言いたいことがありますでしょうか?」

気の重いことほど先に片付けたほうがいいと思って聞いてみる。

「何も...。」

ジュリの訳知り顔は変わらない。あの顔は絶対に聞いているはずだ。

「どこまでご存じなのでしょう?」

「どこまでって...。大将との約束と...ひっひっひっ。」

そこまで言って止めたくても止められないという感じで笑い出した。久遠は酷くバツの悪いところを見とがめられた気分になっていたたまれない。

「だって、まるでティーンエイジャーが彼女の父親に清い男女交際をしなさいって釘さされたみたいじゃない。イイ年した大人なのに...。しかも律儀に守っちゃって、ひっひっ。でも我慢できなくて変に意識してぎこちなくなっちゃって、とうとう本人にぶっちゃけちゃうなんて、ひっひっ。これを笑わずして何とするよ、ひっひっ。もうダメ、笑い死にそう、息ができない。」


ジュリに言われるまでもなく、久遠だって我ながらティーンエイジャーみたいだと思っていたのでこっぱずかしいことこの上ない。キョーコの前では過去の経験なんてなんの役にもたたないのだから抱かれたい男の称号もかたなしだ。みるみるうちに赤くなりしおしおと小さくなっていく。


「あらあら。恥ずかしがる様までティーンエイジャーみたいね。イイモノ見せてもらったわ。キョーコ、久遠のお迎えよ!」

何やら騒がしいなとは思っていたが、まさか久遠が迎えに来ているなんて思っていずキョーコは慌てて玄関へやってきた。みると真っ赤になり叱られた子犬のように小さくなっている久遠がいる。

「どうしたの?」

「...。」

久遠はキョーコに背を向け壁にむかう。顔は見えなくなったが、久遠のうなじや耳は赤いし口元を押さえる手も赤い。

「見ないで!」

「でも...真っ赤で、熱でもあるんじゃない?大丈夫?」

とんちんかんな二人の会話にジュリが割ってはいた。

「久遠、わかったでしょう?親しい人だからこそソノテの話はすごく恥ずかしいのよ。まして父親とも慕っている人となんて。ジュリエナやクーがソノテの話をしていたら嫌でしょう?」

「...はい。よくわかりました。」

「なんのこと?」

キョーコには話の流れがさっぱりわからない。

「ベッドの話を他の誰かに聞かせるなってことよ。お灸をすえたからもう大丈夫だと思うわ。とはいえ、キョーコのことを大切に思ってるのはよくわかったから。さっ、いってらっしゃい。」

ジュリはキョーコの背をトンとたたくと送り出した。

キョーコは車の中で久遠が顔を真っ赤にさせたまま必死に謝るのを見てついカワイイと思ってしまい許すことにした。キョーコに『もういい』と言われた久遠の表情は、さながら長らく『待て』と言われた末に『ヨシ』と言われた子犬のようでカワイイを通り越してキュン死に値するほどだった。


スタジオゲートの前に車を停めると久遠はいってらっしゃいのキスをした。久しぶりの堂々としたスキンシップにキョーコが驚いて目を丸くすると、久遠はシレっと『俺が我慢できなくてもキョーコがストップをかけてくれるから大丈夫だよね』とやや似非紳士スマイルでのたまわった。

意味がわからずキョーコが首をかしげると耳元でささやく。

「だって、そんなことになったら大将にエスコートしてもらえないだろう。そうなったら、みんなにキョーコと俺が...ってばれちゃうよ。そんなことキョーコは恥ずかしくて嫌だろう?大丈夫、キョーコが止めてくれれば俺もそこでちゃんとやめられると思うから、ねっ。それに3か月の我慢だし。」


久遠の開き直り発言にキョーコは声も出ない。自分は我慢できるかわからないから私に止めさせるなんてヒドイ!こういうのも他力本願っていうんじゃない?


...でも、それって私に触れたいってことよね。しかも我慢できないなんて...喜んでいいのかな?

大将には久遠のことを約束を守れる誠実な人だと思ってほしいし、いきなり最後まではハードルが高すぎるから、もしかしたらちょうどいい練習期間になるかもしれない。練習する自分を想像してしまったらキョーコは一気に赤くなった。

「どうかした?」

「なっなんでもない!」

「じゃあ、そういうことで。いってらっしゃい。」

久遠はもう一度、いってらっしゃいのキスをするとキョーコをスタジオへ送り出した。




「はっ、はっ、はっ、はぁぁぁぁ...。なにそれ?!!!!」


文字通り腹を抱えて大笑いするジュリ(アン)にキョーコは頬を膨らませて拗ねていた。ジュリなら一緒に怒ってくれると思ったのにこの始末である。久遠の家から不機嫌に帰ってきたキョーコに訳を聞いたジュリは思う存分笑って気がすむとキッチンで水を飲み一息ついた。


「で、キョーコはなんで拗ねてるの?」

「なんでって!私のいないところでそんなバージンがどうこう話していたなんて酷すぎます!!!」

「あら、その場にキョーコがいればよかったのね?」

「そっ、そういうイミじゃなくて!わかっているでしょう?!」

「まぁね。キョーコからすれば恥ずかしいわよね。なんてったって必死に久遠を誘惑しようとしてたものね...。」


キョーコはポスンと赤くなるとその場にへたり込んだ。

「ジュリ...。なんで知ってるの?」

「そりゃあ、見てればわかるわよ。なんで久遠が我慢してたのかはさすがにわからなかったけどね。そんな約束しちゃってごちそうを前に手が出せないなんて、さぞ辛かったでしょうね。くっくっくっ...。誘惑するキョーコに逃げる久遠...。」

またも笑い出したジュリにキョーコはいたたまれず、そっぽを向いた。


「まぁまぁ。真相もわかったことだし、キョーコも機嫌直しなさいよ。長年の片思いを実らせたのに婚約までして何もしないなんて、すごい自制力よ。しかも律儀に約束を守ってるなんてそれだけ大切にしているんでしょう。結婚すれば嫌ってほど構い倒してくれるから大丈夫よ。」

「本当に?」

『結婚すれば云々』はきれいさっぱり無視して『大切にしている』のかどうかが気になって仕方ない。ただ単に女として魅力がないのではないかという考えが振り払っても振り払っても出てきてしまう。


「そうよぉ。スキだから触れたいって言うのももちろんあるでしょうけど、それを我慢するなんてすごいわよ。愛がなきゃできないわね。」


「...本当に愛がないとか...。」

ジュリはため息を吐く。

「本当にもう、どうしてそんなに自信がないのかしら。キョーコ以外は気づいているわよ。時折久遠の瞳の色が濃くなるでしょう?そういう時って燻った炎みたいなのが見えない?そんな時はよからぬことを考えてる証拠よ。」


キョーコはジュリの言う久遠の姿を想像してみた。


...。


夜の帝王!!!


「でも、すぐに無表情になるし...。」

ジュリはニタリと笑う。

「だから、そうやって誤魔化してるのよ。」

「だって、突然ギュッもチュッもなくなるから、やっぱりこんなお子様は嫌になったのかとか他に女の人がいるのかもとか。それでも誰かにとられる前にどうにか私の方を見てくれないかと思って頑張ったのに。私、バカみたい...。」


「それ、久遠に言った?」

キョーコは首を左右に振る。

「は~。言ってあげれば良かったのに。きっととんでもなく喜んだのに。」

「喜ぶなんてわけない。こんな醜い気持ち...。」

床にペタンと座ったまま俯くキョーコの手をとって立たせるとジュリはソファーに座らせた。

「あのね。久遠はそーとー嫉妬深いし独占欲強いわよ?」

「?」

「気づいてないの?この前のアレだって、キョーコに好きな人がいると思って暴走した結果でしょ。ボブがサヨナラのキスしただけで大魔王だっけ?降臨するし。本当はブレイクのいる現場にだって行かせたくないのよ?だからできるだけスタジオに迎えに行ってるの。まぁ、1分でも長く一緒にいたいのも本音でしょうから、ブレイクがいなくても迎えに来るとは思うけどね。」

まだ、納得のいかない顔のキョーコにジュリはたたみかける。

「蓮のときから理不尽に怒られてたでしょう?無防備だとか隙がありすぎるとか。」

そういわれれば、誰かに食事に誘われたり家に送ると言われると小言をもらっていたような気がする。物ももらってはダメだとかも言っていた割には蓮自身が送る物は受け取らないとあとが大変だった。アレがそうなの?


「ね?久遠は大変よ。そのうち、自分の息子にも嫉妬しそう。キョーコ、産むなら娘よ!あっ、それだと嫁にいかせてもらえないわね...。」







゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚






何度も書き直していたら、どこへ向かおうとしていたのか自分でもわからなくなってしまいました (><;)

このままでは前に進めなさそうなので、これでUPしちゃう (*゚ー゚)ゞ

そのうち書き直したくなるかもしれません...。