シール本舗は、シール・ラベル印刷のお見積もりサイトです。 -6ページ目

シール見積を安く引き出すコツ、みたいな。

店長です。


こんにちは、こんばんは、おはようございます。


お客様からすれば、少しでもシールを安く作りたい、と思われるのは当然の事だと思います。


しかし、実際には予想以上の価格に驚き、製品内容を妥協して安くするか、

製品内容に妥協せず高価なシールを作るのか、はたまた予算に見合わないのでシールを作るのを止める、

という流れになっていると思います。


まず根本的な部分ですが、お店で販売しているようなシールは、大量生産を前提に作られていますから、

当然シールの価格というものは安く設定されています。


このような市販されているシールというものは大量生産して薄利多売しているものがほとんどです。

(中にはそうでないものもあるようですが)

こういった市販されているシールと、オーダーメイドで作るシールを一緒くたにして考えておられる方が、

多いようです。


このようなお客様がいらっしゃいました。

「なんでこんなに高いの?○○のシールはこんなに安いのに!(○○は市販製品の名前)」


・・・開いた口がふさがりませんでしたよ。

大きさも内容も違い、ましてや市販のシールと一緒の値段になると思われているのですから・・・


適正価格か否か、という問題であればそれは我々では判断できません。

お客様が安いといわれれば安いのでしょうし、高いと言われれば高いのでしょう。

適正価格の判断基準はお客様の中にあって、それを我々が推し量って見積をするわけですから。


おっと、またも脱線。


それでは、お客様が少しでも安くシールを手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか?


お客様の要望する事をすべて叶えるシールは、早々ありません。

やはり何かがネックになったりしているのです。それは、価格であったり、材質であったり、糊であったり。


まずは、そのシールの目的をはっきりとさせる事が重要です。

「あれもこれも」とシールに望み始めると、どんどんハードルが高くなっていくのは世の常です。

単一目的に絞り込む事が重要です。


次に用紙はどうするのか。

まあ、これはそんなに難しい事ではないと思います。

目的がはっきりすれば、それに見合う用紙が必然的に絞られてきますので。


次はデザインと大きさです。

「写真を○○枚入れて、箔押しをして、ラミをかけて」

なんて考えていたら、どんどん見積の金額は高くなっていってしまいます。

確かにデザインは重要ですから、それを否定はしませんが、

本当にそのデザインは、商品のイメージに合っていますか?というところが重要です。

例えば、必然性のない金箔、写真などなど・・・。

金箔を使えば高級感が出るので、商品ブランドを高めるには最適でしょう。

はじめからそのようにブランディングされているのであれば、それは必然です。

写真も商品イメージや調理イメージなど、重要な訴求要素です。こういう部分で使うのは効果があると

思います。

カラーデザインの方が見た目もきれいですし、色数も豊富に見えます。

ですが、「シンプルイズベスト」という言葉があるように、ごてごてとしたデザインよりもシンプルにまとめた

デザインの方が好印象を与える事もあるということです。

少ない色数でデザインを表現するのは難しいと思いますが、そこはデザイナーの腕の見せ所というもので。

色数は版数や印刷料金に直結してくるところですから、ここは重要なところだと思います。


サイズについては言わずもがな。大きければ大きいほど値段に跳ね返ってきますから、不用意に大きい

シールにする必要はありませんよ。

但し、表シールと裏シールを一緒にしたいな、とか袋の大きさに合わせたサイズでとか、

などの条件が当然ありますから、そのあたりはよく打ち合わせをする必要がありますね。

A4サイズの袋に入っている商品のシールなのに、シールのサイズは1cm角、なんてことだと目立ちませんよね。

バランスが重要です。


ともあれ、シール屋さんと打ち合わせをする場合は、きちんと、要望を伝える事が重要です。

お客様がもっているイメージと、シール屋さんが感じたイメージがイコールになるようにしなければ、

いいデザインは生まれてきません。

逆に、商品と商品コンセプトからデザインを作る、という場合がありますが、このような場合でも、

「どういうイメージ」、「販売対象は20代の女性」、「宣伝対象は30代の男性」

などの必要な情報は教えてあげて下さい。


さて、最後に一番影響するのが枚数です。

枚数が少なくなれば単価が高くなり、枚数が増えれば単価が安くなるという原理が働きますので、

必要枚数が1000枚とかでなければ、多めに作られた方がよいと思います。

最近、「在庫を持ちたくない」、「必要な数量だけ欲しい」というお客様が増えていますが、

正直、あまりお得な方法ではありません。

例えば、1,000枚で15,000円のシールがあったとしましょう。

2,000枚で17,000円だったら、5,000枚で20,000円だったら、皆さんどう思われますか?

1,000枚で単価15円、2,000枚で単価8.50円、5,000枚で単価4円・・・

どう考えても、5,000枚作った方がお得ですよね?


このような例があります。

月頭に1,000枚発注し、月半ばで更に1,000枚発注。金額でいえば単純に倍です。

月頭にはじめからその月の製造分のシールをまとめて頼めば、割安になるのですが、

わざわざ2回に分けて発注される・・・もったいないですよね。

ちなみにそのお客様には何度も、まとめて頼まれた方が割安ですよ、とお伝えしているのですが、

頑なにその都度発注をされています。

確かに無駄に多く作り、不要になったら廃棄処分するよりはよっぽどいいのでしょうが、

どう考えても経費削減には繋がりませんよね。


見積の金額を安くしたり、コスト削減をする為には、値段を叩くのではなく、

きちんとした生産計画を元とした部材仕入計画を立てる事が、安くする為の基本だと思いますよ。


まあ、長々と書きましたが、当シール本舗ではお客様に少しでも得をしていただく為に、

基本的に見積は段階見積をいたしております。

例えば、1,000枚の見積依頼でも、2,000枚、3,000枚、5,000枚などの見積を併記しております。


ちなみに、他社さんと比較して高い場合はご相談下さい。

更に頭をひねって少しでも安く出来るように努力しますよ!!


・・・そこ、絞りカスとか言わないw


まあ、まとめるとですね、

「安くする為には、安くする為の条件を満たす必要がある」

ということです。

100枚で単価10円で作って下さい、って言っても物理的に無理ですよね。

(方法によってはできなくもないですが、品質の保証はできませんよ)


ということで、見積で安い値段を引き出す為のコツみたいなものを今日は紹介させてもらいました。


(=゚ω゚)ノシ ではでは~。

ポリエチレンテレフタラート!

店長です。


こんにちは、こんばんは、おはようございます。


最近増えてきている質問は、


「ネーマーについて」

「PET透明について」

「PETとテトロンって何が違うんですか?」

「PET#25とかPET#50とか、実際の厚みはいくらなのさ?」


などなど、PET系素材にまつわるものが・・・(*゚д゚)ハテ?


ということで、ちょっとまとめてみましょう。


というか大体のところを、


http://ameblo.jp/sealhonpo/entry-10352528674.html

http://ameblo.jp/sealhonpo/entry-10676459318.html


で説明していますね・・・

まあ、おさらいですから。

まず、PETの正式名称は、ポリエチレンテレフタラートといい、ポリエステルの一種です。

本来はポリエステルと言っても含まれる物質により性質も異なりますし、形も様々ですから、

ポリエステル=PETと完全に結びつけてしまうのはちょっと問題があるかもしれません。

(上記のリンク先では同じ意味と書いていますが、広義での事ですのでご注意を。)


ちなみに、色々と調べると、テレフタル酸とかエチレングリコールとか・・・化学が不得意な私には

ちんぷんかんぷんですが・・・('A`)

まあ、簡単に言えば、PETボトルと同じ素材ですよって事で。


次に厚みについて。

#25とか#50とか#75とか#100とか表示されていますが、これはいわゆるマイクロメートルという単位を

あらわしています。

1マイクロメートル=0.001ミリメートル=1,000ナノメートル

です。

従って、#25は、0.025mm、#50は0.05mm、#75は0.075mm、#100は0.1mmということです。

実際にはこれに糊の厚みが加わりますので、+0.01~+0.02mm程度の誤差が生じると思います。

「思います」という理由はマイクロメーターで測ると多少のばらつきがある為です。

厳密に調べようとすると、それこそ精密なマイクロメーターやノギスのようなものを使用することになりますので、

計測器の方が高くつくという・・・


続いて、「ネーマー」について。

これは上記リンク先でも説明していますが、透明PETの素材にアルミ蒸着をしたものです。

更に表面に白をコーティングしたものが、白コートと呼ばれるもので、光を嫌う内容物を入れた容器などの

シールとして使用される事もあります。訂正シールの代わりに用いられる事もありますね。


最後にテトロンについて。

これは、帝人と東レが日本国内にポリエステル糸を持ち込んだ際に付けられた、商標であり、

帝人、東レの製品以外で「テトロン」という名称を用いると、実は商標権の侵害に当るのです。

帝人、東レが供給しているテトロンフィルムを使用したPET系のフィルムであれば、「テトロンフィルム」と

呼んでも差し支えはないのでしょうが、分からない場合は普通に「PETフィルム」と呼んだ方が無難な訳です。

まあ、会話の中などで「テトロン」という言葉が出たとしても、それで商標権の侵害にはならないはずですので、

ご安心を。

製品名などに用いるとアウトなんでしょうけれど。


とまあ、駆け足でしたがPET系素材のおさらいでした。


(=゚ω゚)ノシ ではでは~。

シールの経年劣化について

店長です。


こんにちは、こんばんは、おはようございます。


最近多く問い合わせをいただくものをちょっとご紹介。


「シールやステッカーって、いつまで貼り付けたままにしておけるんですか?」

とか、

「シールやステッカーを貼らずに保存するとしたら、いつまで保ちますか?」

というような、シールの寿命といいますか、そのような内容での問い合わせをいただきます。


まず、シールやステッカーの糊が保たれる期間を保証することは基本的にできません。

これは、使用される環境や貼り付けるものが何であるか定まっていないからです。

貼る場所によっては1年も保たないかもしれませんし、10年保つかもしれません。

下手をすれば1週間保たない場合だってあります。

利用される環境が、食品などのようにある一定の基準がない為、保証できないというわけです。


保証ではありませんが、次の条件を満たしているとすれば、「おおよそ」これくらいは保つという実例です。

条件 1 極端な高温多湿の環境ではない

条件 2 シールを貼る際に水分、油分、ホコリ、ゴミなどが付着していない

条件 3 シールの付近で揮発性の高い有機溶剤などを使用していない


この3つを満たしたとき3年から5年程度保っていた、という実績はあります。


外貼りのステッカーの場合は、更に使用条件が過酷になりますので、長期間保たせる為には、

それに見合うだけのコストなどがかかってきます。

総合的にステッカーとしての寿命はどれくらいなのかという点で考えれば、

せいぜい3年くらいではないでしょうか。

シール原紙そのものの風化、劣化、温度差による糊の変質や劣化、印刷内容が色によっては飛んでしまう、

などの現象を踏まえると、それくらいが平均ではないかと思います。


まあ、こんな呼び方をするかしないか定かではありませんが、長期間の貼り付けに耐えられるものに、

厳選して作るとすると、どういったものになるのか、私の知っている範疇で考えてみました。


原紙に、看板などで使用されている、マーキング用塩ビ素材の7年保証付のものを使い、

印刷にはシルク印刷を使います。

更に、長期間紫外線をカットできる1平米あたり数万円するラミネートを使用する・・・


と恐らく数年にわたり貼っていても問題が起こらないステッカーが作れるのかなぁ、などと考えてしまいます。


正直、まじめに上記内容でステッカーを作った場合、大きさや印刷内容などにもよりますが、

1枚あたり1万円くらいになってもおかしくないくらい、超高級ステッカーになると考えられます。

但し、そのような超耐久性の素材を用いたから、必ず何年も保つという保証にはならないのでご注意を。


と、このようにいかにもそんな超耐久性のあるステッカーは難しい!というように書いておりますが、

本当に特殊な原紙になると、お値段と引き替えに超耐久性を誇る事ができるものも、現実にあるのです。

あくまで一般レベルで手に入る材料という前提条件で考えた場合に、ほぼ無理に近いだけであり、

上記のように本当に専門分野に特化したものであれば、ある程度要求に対応出来るものがある、という

ことです。


ですが、その分コストにも跳ね返ってくるので、一般用途として使用するにはお勧めできるものではありません。


ステッカーやシールを作る場合、

(1) 作る枚数

(2) どういう目的で使用するのか

(3) どのくらいの期間使用するのか

(4) どこで使用するのか


などの条件をまず考え、その内のどれが妥協できるのか、という点を見いだす事でコストダウンする事が

できるのではないかと思います。

例えば、1年以上保って欲しい、という条件をまともに見積に反映させると、かなりお高いものになって

しまいますが、年に4回程度貼り替えるくらいの感覚で考えると、コストを少しでも抑える事ができます。

その分、数量を多く作る必要はありますが。

多く作っても、最高に高いものよりは安くなると思いますが。


・・・ん?なんか、脱線しまくって転覆している気がしますが・・・


ま、まあ、兎にも角にも、どのような素材、糊、印刷などもすべては時が経つとともに劣化はします。

その劣化の度合いが、使用されている環境で大きく変動し、シールやステッカーの寿命に大きく影響を

与えているんだ、という認識をお持ち下さい。


原紙や糊、印刷だって、何年も雨ざらし野ざらしにされていれば、劣化します。


と、いう感じで今日はこの辺で。


(=゚ω゚)ノシ ではでは~。

春に向けて準備

店長です。


こんにちは、こんばんは、おはようございます。


気がつくと1月半ばを過ぎてしまっていますが、2月から3月にかけて、需要が増えてくるものが

「個人情報保護シール」

です。


「個人情報保護シールなんて、年中使うものでしょ?」

確かにその通りなのですが、2月から4月にかけて多くの方が異動されます。

新入学、新社会人、転勤など人の異動が多い時期です。

この時期というのは、どこかのニュースで見たのですが、

年間で一番個人情報が動いている時期なんだそうです。

個人情報が動くと言っても、歩いているわけではありません。

実際には郵送物などで個人情報が行ったり来たりしているわけです。


個人情報を記載する内容が多い場合、封書で郵送することが多いですが、

単純な住所変更などの場合は、ハガキで行われている場合がほとんどです。

また、用心深い企業では書類に記載した後、同封の個人情報保護シールを貼らせて、

それを更に封書に入れて投函してもらう、というところもあるようです。


では、個人情報保護シールのおさらいといきましょう。


まず、個人情報保護シールにはいくつか種類があります。

(1)表面に複雑な模様を印刷して透けにくくした再剥離タイプのもの(Rt-S、リピールシリーズなど)

(2)糊自体が銀またはグレーに着色されている再剥離タイプのもの(リベールSなど)

(3)疑似圧着フィルムを使用し、貼った後に剥がすと二度と元に戻らないタイプ(MSシール、イータックなど)

の3タイプです。


目的と予算に応じて使用されるタイプが変わってきますが、

本当に個人情報を保護しなければならないと考えているのであれば、

(3)を選ぶはずです。

が、しかし(3)のタイプの原紙は、大変高価です。その分安全性も増すのですが、どうしてもコストアップに

なってしまいます。

そこで(2)のタイプを使うのですが、これは再剥離糊であるため、剥がした後に元に戻せば、個人情報を

盗み見された事がわかりにくいという欠点もあります。

(1)のタイプはまあ、正直私個人としてはオススメできないですね。

いくら透けないように印刷を工夫しているとはいえ、どのようなタイミングで透けて見えるかわかりません。

実際に某金融機関の申込用紙で使用されていた保護シールでは透けて見えてしまっていたため、

工場から廃棄処分するMSシールの切れ端をもらってきてそれを貼り付けて送った事があります。

(当然、その金融機関に保護シール貼っても透けて見えてる旨、連絡しましたが。)


まあ、それぞれの特性を知っているから、と言われてしまえばそれまでですが、

個人的には銀行や信販会社などで(1)のタイプを使われていると、ちょっと引きますね。

せめて(2)のタイプくらいにはしてもらわないと・・・

贅沢を言えば(3)ですが・・・


そうは言っても、各会社様で「これなら大丈夫!」と判断されているのですから、

それ以上はどうにもできないと言えばそうなのですが、

これを機に一度見直しをされるのもいいかもしれないですね。

そんな細かい事まで気にしていられるか、という方もいらっしゃるでしょうし、

どのようなタイミングで個人情報が漏れるかもしれない、と心配されている方もいるでしょう。


提供する側、使う側が納得できる落としどころで作るのが本当はいいのですけれど。


まあ、そんなこんなで、個人情報保護シールについて、ごにょごにょでした。


(=゚ω゚)ノシ ではでは~。

表示に表示する

店長です。


こんにちは、こんばんは、おはようございます。


さて、今回のネタは、かなり身近なネタです。


「プラマークや紙マークについて」


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というAAが貼られそうですが。


皆さん、マークは見た事があるけど、それに表示されている意味まで

深く考えられていないのではないかと思います。

恐らく、プラマークが書いてあれば、

「ああ、これは不燃物でゴミを出さないと」

紙マークが書いてあれば、

「これは、燃えるゴミっと」

というマーク程度にしか見られていないのではないかと思います。


実は、実際にそうなんです。

多少説明が大雑把になりますが、消費者が廃棄する際に分別する目安としてのマークなんです。


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.    /  /:::::::::::::::::.            ',.     /   ,.、     /


と、当然思われるでしょう。

では、プラマークなどマークの横や下などに、

「PE」、「PP」、「PA」などの略語が記載されていると思います。

これはなんでしょう?


これは、包装されている袋や容器の材質を示しています。

PEはポリエチレン、PPはポリプロピレン、PAはポリアミド(ナイロン)をあらわしており、

下線が入っている物が一番含有率が高い事を示しています。


お住まいの市町村により分別処理の仕方が異なりますので、一概には言えない部分がありますが、

プラマークが入っているものは不燃物に分類するというところもあれば、可燃物として扱われるところも

あります。


リサイクル可能なPETボトルを除く、缶や瓶などは資源ゴミ、それ以外はすべて可燃物として扱っている

自治体もあります。


では、包装容器や袋などに貼付されているシールはどのような扱いになるのでしょうか。

厳密に言えばシールは剥がして分別するのが望ましいのですが、剥がせなかったり、

ラップなどに貼られているシールは剥がすのが難しいですよね。

この場合、ラップやそれぞれの主包装の処分方法に従う形となります。

例えば、洗剤のボトルにシールが貼り付けてある場合、シールが剥がせればいいのですが、

剥がせない場合はボトルの処分方法に準ずればいいのです。


このように当たり前の話なのですが、意外と詳しい話は分からない、ということもあります。


気がついたらどんどん書いていこうと思います。


では、今日はこの辺で。


(=゚ω゚)ノシ ではでは~。