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春に向けて準備

店長です。


こんにちは、こんばんは、おはようございます。


気がつくと1月半ばを過ぎてしまっていますが、2月から3月にかけて、需要が増えてくるものが

「個人情報保護シール」

です。


「個人情報保護シールなんて、年中使うものでしょ?」

確かにその通りなのですが、2月から4月にかけて多くの方が異動されます。

新入学、新社会人、転勤など人の異動が多い時期です。

この時期というのは、どこかのニュースで見たのですが、

年間で一番個人情報が動いている時期なんだそうです。

個人情報が動くと言っても、歩いているわけではありません。

実際には郵送物などで個人情報が行ったり来たりしているわけです。


個人情報を記載する内容が多い場合、封書で郵送することが多いですが、

単純な住所変更などの場合は、ハガキで行われている場合がほとんどです。

また、用心深い企業では書類に記載した後、同封の個人情報保護シールを貼らせて、

それを更に封書に入れて投函してもらう、というところもあるようです。


では、個人情報保護シールのおさらいといきましょう。


まず、個人情報保護シールにはいくつか種類があります。

(1)表面に複雑な模様を印刷して透けにくくした再剥離タイプのもの(Rt-S、リピールシリーズなど)

(2)糊自体が銀またはグレーに着色されている再剥離タイプのもの(リベールSなど)

(3)疑似圧着フィルムを使用し、貼った後に剥がすと二度と元に戻らないタイプ(MSシール、イータックなど)

の3タイプです。


目的と予算に応じて使用されるタイプが変わってきますが、

本当に個人情報を保護しなければならないと考えているのであれば、

(3)を選ぶはずです。

が、しかし(3)のタイプの原紙は、大変高価です。その分安全性も増すのですが、どうしてもコストアップに

なってしまいます。

そこで(2)のタイプを使うのですが、これは再剥離糊であるため、剥がした後に元に戻せば、個人情報を

盗み見された事がわかりにくいという欠点もあります。

(1)のタイプはまあ、正直私個人としてはオススメできないですね。

いくら透けないように印刷を工夫しているとはいえ、どのようなタイミングで透けて見えるかわかりません。

実際に某金融機関の申込用紙で使用されていた保護シールでは透けて見えてしまっていたため、

工場から廃棄処分するMSシールの切れ端をもらってきてそれを貼り付けて送った事があります。

(当然、その金融機関に保護シール貼っても透けて見えてる旨、連絡しましたが。)


まあ、それぞれの特性を知っているから、と言われてしまえばそれまでですが、

個人的には銀行や信販会社などで(1)のタイプを使われていると、ちょっと引きますね。

せめて(2)のタイプくらいにはしてもらわないと・・・

贅沢を言えば(3)ですが・・・


そうは言っても、各会社様で「これなら大丈夫!」と判断されているのですから、

それ以上はどうにもできないと言えばそうなのですが、

これを機に一度見直しをされるのもいいかもしれないですね。

そんな細かい事まで気にしていられるか、という方もいらっしゃるでしょうし、

どのようなタイミングで個人情報が漏れるかもしれない、と心配されている方もいるでしょう。


提供する側、使う側が納得できる落としどころで作るのが本当はいいのですけれど。


まあ、そんなこんなで、個人情報保護シールについて、ごにょごにょでした。


(=゚ω゚)ノシ ではでは~。