生ごみ処理問題は
日本で多くの自治体が
頭を悩ませている問題の一つ。
日本だけでなく、
世界的にも問題なんだそうです。
それは、
生ごみは、水分の含有量が多いため
燃えにくく、
その処分には多くのエネルギーが必要となるからです。
つまり、燃やすのにお金もかかるし(⇒税金がかかる)、
二酸化炭素の排出量も増えるから
環境への負荷も
相当だよね、
ということです。
低温蒸しは生ごみ問題を解決する!?
低温蒸した食べ物は、
消化が格段と良くなります。
同じようなことが、
土の中でもおこります。
低温蒸しした野菜の残渣を
細かくして土に混ぜると、
2~3日、早ければ1日で土と同化して
分からなくなります。
先日行った
低温蒸しの生ごみワークショップ。
野菜の端切れなどを持ち寄ってもらい、
低温蒸ししてフードプロセッサーで細かくします。
そして、各々家に持って帰ってもらって
土と混ぜてもらいます。
早ければ翌日には、
「本当に次の日には跡形もなくなっていた」
と皆さん興奮した様子で報告してくれます。
しかも、
虫がわかない、
悪臭もしません。
低温蒸しの生ごみの分解が早いのはなぜか?
低温蒸しすると、
70~80度の温度で多くの悪性菌が死に、
良性菌が残るため、
良性菌が多い状態で土と混ぜられます。
それが土の中での分解速度が速くなる
要因かと考えられます。
普通、堆肥を作る場合、
6か月ほど期間がかかります。
工業的に作る場合でも
2~3か月はかかるそうです。
それに対して
低温蒸しした生ごみは
驚くべき早さで堆肥化することが
期待できます。
低温蒸しするのにわざわざ熱をけるのか、
と思われると思います。
自治体レベルだと、
ゴミ処理場から出る熱を使ったり
地熱を利用したりすれば
コストはかかりません。
家庭の場合、
低温処理できて、
かつ攪拌できる機能がついている
生ごみ処理機が
開発されると
容易に堆肥化が
出来るようになります。
(電気代はかかりますが、、、)
なので、
生ごみ問題は、
自治体レベルで取り組んでいただけると
さらにエコだということに
なりますね。
もちろん、
自治体レベルで取り組む場合の
問題点は多々ありますが、
それでも、
利点の方が大きいと思います。
それまでは、
草の根レベルで
せっせと低温蒸しして
堆肥化していこうと思います。
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