月2度ほど、野菜セットをお願いしてる二宮町の有機野菜農家「つ・む・ぎ」さんが、
少しだけ、値上げをすることになりました。
(↑お野菜は量が豊富!そして、野菜の食べ方などを書いてくれた通信もついてきます!↑)
お客さん思いの生産者、まさよさんには、苦汁の決断だったようです。
私は安すぎる値段であることは分かっていたので、
即座に
「どうぞどうぞ、上げてください!」
という気持ちでした。
モノに値段をつける、てとても難しいことだ、と常々思います
(特に自分のことに関しては遠慮してつけがちです、、、)。
意外と高級車にのっていても、
きれいな服を着ていても、
たった数百円の値上げに対してケチをつける人もいます。
キッズクッキングクラブは1回2時間3,000円という参加費でしています。
学校帰りのお子様達にはおやつを、
お土産も毎回あります。
この参加費を聞いて、
安いわよ!
という方と
高い!
という方がいらっしゃいます。
安いわよ、という方は自分で何かレッスンや商売をされている方。
高い、という人は、主に子どもと・・・。
商品として世に出る物は、
目には見えないいろいろな過程を経て出てきます。
クッキングで言えば、
何を作るか決めるところから始まり、
レシピ作り、
食育通信の作成、
試作、
クッキングのアナウンス、
参加者の親御さんとのやり取り、
買い物、
事前準備、
後片付け、、、
などなど。
普段出来上がったものにしか触れていない子ども達は、
それが作られるまでにいろいろな過程があることに気付かないものです。
ものは簡単に作られて、自分のところに勝手にやってくるものだと思う。
だから、モノを大切にしないし、思えない。
感謝も芽生えない。
私がクッキングをはじめた原点は、
そこにあります。
イチから料理を作ることによって、
その大変さが分かるし、
モノが出来上がるのは容易ではない、
ということも体験する。
それでも、
圧倒的な経験不足から、
子どもにとって、物の価値というのは分かりにくいものなんだと思います。
時には、
「けっこうもうかっているね」
と計算して平気で言ってくるお子様もいらっしゃいます(笑)。
だからこそ、
モノを作るという体験は
必要で、かつ大事なんだと思います。
物の背後にあるものが想像できないと、
簡単に高いよね~、と
自分のうっす~い体験基準でしか判断できません。
自分さえ得すれば良いから、
お店に行って、
店員さんから詳しい商品説明を受けて、
ネットで安い物をゲット!
という大人になりそう。。。。
そういう見えない物の後の部分を見ることができるように、
キッズクッキングの子ども達は成長してもらいたいな、と思っています。
ちょっとだけ値上げをしても、
つむぎさんのお野菜はまだまだリーズナブル!
お野菜だけでなく、
気さくで明るい生産者のまさよさんからも元気パワーをいただけるかも!
是非ご利用&応援してくださいませ!