雑誌の食育コラムで「料理好きの子どもは、センスエリートになる」、そんなタイトルを発見しました。
料理は五感を使うので子どもにはとても良いといわれますが、そのコラムによると、料理は脳全体の司令塔ともいわれる前頭前野をよく使うのでその辺の感覚が研ぎ澄まされるそうです。
小さいころから料理をすることによって、大胆かつ自由な発想、冷静な判断力、果敢な決断や実行力、並はずれた集中力、思いやりの心、自然への感謝といった7つの特徴を不思議ともつようになる、とのこと。センスエリートとは勉強エリートとは違った上記の特徴をもつような人をさすそうです。
以下、一部抜粋して紹介します。
「料理作りは脳をフル回転させ、献立を考える時は発想力、食材の購入に当たっては冷静な判断力や思いやりの心を求められる。キッチンにたってからは、まず手順を組み立てる計画力や段取り力、包丁を手にするときや鍋を前にしているときは決断力と集中力が必要になり、前頭前野はさらに活性化される」。
「これからは、単なる学業エリートよりもセンスエリートの方がさらに活躍していくと思われる。我が子が部屋に閉じこもって塾の勉強やゲーム、メールばかりに浸っているようでしたら、注意の目を向けましょう。ややもすると前頭前野の働きが鈍くなっていて閉塞脳になりがちです。」
なので、勉強の合間の気分転換に子どもと買い物に出かけたりごはんの手伝いをさせたりしましょう、とくくられていました。